オシャボ厳選推進委員会

オシャボ厳選についてより多くの方に知っていただくためのブログ

【USMシングル シーズン7使用構築】「オニゴーリと対面重視の5体組」最高最終2045 &2049

はじめに

シーズン7お疲れ様でした。TNハシビロコウ、TNにしなカヅキ で潜っていました。マッチングした皆様、対戦ありがとうございました!f:id:Onigohri_362:20180123234952p:plain

USMが発売されて最初のレートシーズンでしたが、最高最終レート2045 & 2049(最終230位&220位)という結果を残す事が出来たので構築記事を書かせていただきます。

f:id:Onigohri_362:20180123211922j:image

f:id:Onigohri_362:20180123211939j:image

 

構築概要

「可能な限りオニゴーリを選出して、どうしても無理な場合は裏選出で戦う」

このコンセプトを貫き続けて早くも7シーズン。他の使い手は積みサイクルだったり、対面構築のラス枠に持ってきたりとオニゴーリ構築の幅も広がってきた気がします。

そのような中で、私はオニゴーリを基本的に出しつつ積む隙がない対面気味の構築に対しては同じように対面面子をぶつけて対処したり、オニゴーリでは崩し辛い受け構築を別の切り口で崩しに行く方法を模索しています。

今期はオニゴーリの取り巻きの対面面子に、雷パンチバシャーモや凍風水Zレヒレ、弱点保険ガルドなど試合の流れを変える一発を撃てる面子を揃えてみました。

 

個体の並びと持ち物は、下記の通りです。

オニゴーリ@残飯
メガバシャーモ@メガ石
ミミッキュ@ゴーストZ、
マンムー@襷
ギルガルド@弱点保険
カプ・レヒレ@水Z

以下、個別解説

個別解説

オニゴーリ

 f:id:Onigohri_362:20170515224803p:plain
【性格】臆病

個体値31-x-31-31-31-31(王冠使用済み)

努力値172-0-84-12-36-204

【実数値】177-x-111-102-105-138

【技構成】守る/身代わり/絶対零度/フリーズドライ

 XYで生まれるも、個体値が低くてBOXで眠っていた遺産。今期はこの個体にエースとして働いてもらいました。王冠システムは神。

  • HB:A216ランドロス地震を受けた後で身代わりできる
  • HD:D2段階上昇かつEFが切れた段階で、C145カプ・コケコの10万ボルトを身代わりが耐える

この他、B6段階上昇でA197メガメタグロスのバレパンを身代わりが耐えることができ、D6段階上昇でC200カプ・テテフのPFサイキネを身代わりが耐えることができます。

素の耐久で2耐えできる攻撃に関しては、耐久能力値が2段階上がれば身代わりを残すことができ、素の状態でギリギリ一発耐えられる攻撃は耐久能力値を6段階上げれば耐えることができます。この辺のダメージ計算はオニゴーリを使う上で大変重要になってくるので、ムラっ気を積み始めたらダメ計ツールはいつでも使えるようにしておきましょう。 

運用方法としては、①麻痺を撒いて死に出し、②耐久ポケモン等への後投げ、③有利対面からの釣り出しなどが挙げられます。全てを語ってたら1万字では収まらないので別途立ち回り記事を書く際に語ります。

①は比較的単純で、ミミッキュで麻痺を撒いて倒されたらオニゴーリを出すものです。ただ対戦相手も素直に起点を作らせてくれるとは限らないため、電磁波を連打したり最後のターンは鬼火に切り替えたり呪いを撃ったりするなど万全の体制を整える工夫をしましょう。

②は耐久ポケモンが回復する瞬間や低下力技(イカサマ、冷ビなど)を撃ってくるときが多いです。後述のカプ・レヒレで張ったミストフィールドがあるとさらに安全です。また、あまり褒められたものではありませんがギャラドスカプ・レヒレメガラティアスに後投げすることもあります。バシャーモを受ける耐久ベースのカプ・レヒレならともかく、ギャラやラティは積み技を持っている可能性があります。しかし、彼らは素の状態ではオニゴーリをワンパンできないことが多いため、積む瞬間に後投げしてB上昇やS上昇、回避上昇で勝負をかけにいくことができます。

③は…ギルガルドメタグロス相手に有利対面を作って、明らかにポリ2や耐久ランドに引くと分かっている場面以外はあまりしたことがありません。本来大変リスクの高い行為です。 

ミミッキュ

f:id:Onigohri_362:20170321233019p:plain

【性格】陽気

個体値31-31-31-x-31-31

努力値100-156-0-0-0-252

【実数値】143-130-100-x-100-162

【技構成】シャドークロー/電磁波/鬼火/呪い

仕事人ミミッキュ。当初はAに補正をかけないミミッキュは火力がなさすぎるのではないかと危惧しましたが、役割を絞って明確にすることで十二分に活躍してくれました。具体例を挙げますと、下記の通りです。

  • ミミッキュミラーを制する
    →Aをかなり落としているとはいえ、シャドクロZでABミミッキュも落とせる
  • 準速ミミッキュ抜きのドリュウズの上から鬼火を入れる(ないしはスカーフ判定する)
  • 準速100族やカプテテフに麻痺を入れて処理したり、後続のサポートする

役割を絞ることで最速個体はかなり活きましたが、Aを下げすぎて落とせない相手もいました。またこの技構成だと身代わり持ちボーマンダの起点になってしまうため、パーティ全体でのケアが必要だと感じました。

ギルガルド

  f:id:Onigohri_362:20170516151452p:plain

【性格】呑気

個体値31-31-31-31-31-31(王冠使用済み)

努力値252-4-236-12-4-0

【実数値*1167-71-220-72-171-72

【技構成】シャドーボール/聖なる剣/影撃ち/キングシールド

お馴染みの(?)吞気弱点保険ギルガルド。B方面の圧倒的な耐久と、弱点保険発動による爆発力を買って採用。結局6シーズンくらい使い続けることになりました。次シーズンは知りません。

 

調整は物理耐久に特化したものとなっています。具体的には、A187メガメタグロス地震を確定2耐え(68〜82ダメージ)、A233メガバシャーモのフレドラが低乱数(12.5%)一発(144〜170ダメージ)、となっております。弱点タイプであっても、物理技であれば大抵は耐えて弱点保険を発動させて返り討ちにできるため、物理アタッカー相手に高い対面性能を誇りました。 

カプ・レヒレ

  f:id:Onigohri_362:20170515224814p:plain

【性格】控えめ

個体値31-x-31-31-31-31(王冠使用済み)

努力値236-0-12-220-12-28

【実数値】175-x-137-157-152-109

【技構成】ハイドロポンプ/ムーンフォース/瞑想/凍える風

USMで教え技に凍える風を習得して、微強化された守り神。主な調整先としては、メガバシャーモの飛び膝蹴り2耐え、C222メガゲンガーのヘドロ爆弾が低乱数(6.3%)一発(150〜176ダメージ)となっています。

 

状態異常を撒いて起点を作るオニゴーリ構築とはアンチシナジーのようにも見えますが、下記に挙げる3点の運用法があります。

オニゴーリを状態異常から守る

麻痺撒き要員を選出せずにオニゴーリを出す方法としては、①死に出し、②後投げ、③釣り出し交換などがあります。

カプ・レヒレを出してミストフィールドを展開することにより、②の後投げがしやすくなります。具体的には、耐久ポケモンに後投げする際に、交換際の電磁波や毒毒をおそれなくて済みます。またサイクル戦における毒菱に対する耐性も付与できます。

以前ボーマンダを利用して同様の動きをした際は読まれる事がありました。耐久ポケモンの補助技をおそれずに後投げ出来る状況を作る事で立ち回りの幅が広がりました。

オニゴーリの苦手なポケモンを対面処理

オニゴーリ構築でキツめの構築の一つとして、カバルドン展開やウルガモス入りがあります。

これらのポケモンに対して、Zハイドロポンプで対処したら試合を優位に進められることが多いです。シーズン2では、ミミッキュの起点になることがあまりにも多かったのですが、凍える風を教え技で習得したことによりうまく回避できるようになりました。

ゲッコウガ入りへの圧力

このパーティにおいて、ゲッコウガに後投げから強く出られるポケモンはレヒレしかいません。ゲコレヒレ対面では、ミミッキュバックが見える場合は凍える風、それ以外の場合は水Zを撃つことが多かったです(たまに裏の電気ポケモンやゲンガー、タイプが変わったゲッコウガが吹き飛ぶ)。

追記
ゲッコウガだけでなく、瞑想によりアシレーヌにも強く出られます。本構築には必ずといっていいほどアシレーヌが出てきたので、レヒレで対面処理もしくはバシャーモの雷パンチやオニゴーリのフリドラ圏内に持ち込む動きをしていました。

メガバシャーモ

f:id:Onigohri_362:20180125221037p:plain

【性格】意地っ張り

個体値31-31-31-x-31-31

努力値0-252-0-0-4-252

【実数値*2

155-252-100-x-101-152

【技構成】フレアドライブ/飛び膝蹴り/雷パンチ/守る

普通のASメガバシャーモ。無難に強く、高い制圧力がありました。オニゴーリが出せないときにポリ2やナットレイ等の耐久ポケモンを崩したり、対面構築のガルーラやミミッキュを相手にするために採用。

調整はAS極振り、余りDでDL対策となっていますが、もう少しB方面の耐久が欲しい場面が多かったです。削るとすれば、ADSから少しずつかな…?

技構成はテンプレですが、フレドラはHP管理、飛び膝は守るやゴーストタイプへの交代、守るは択など運用が難しい場面も多くありました。

雷パンチに関しては、ギャラやレヒレに対して交換読みで当てることで試合をかなり優位に進めることが出来ました。ゲンガーカグヤレヒレ等であれば、カグヤに雷パンチを撃てば試合が終わることも多かったです(1回居座ってヒコウZ決めてきた輩は何者だったんだ…)。

※USMからアーカラ島の島スキャンでワカシャモが手に入るようになりました。ここで♂個体を捕まえて、同種族かつ夢特性の♀個体と掛け合わせればなんと…加速スピードボールアチャモが手に入ります!ボール・特性遺伝の仕様については、過去記事をご覧ください。

onigohri362.hatenablog.com

マンムー

 f:id:Onigohri_362:20180123222151p:plain

【性格】意地っ張り

個体値31-31-31-x-31-31

努力値0-252-4-0-0-0-252

【実数値】185-200-101-x-80-132

【技構成】ステルスロック/地震/氷柱針/氷の礫

王道を少し外れた襷マンムー。当初は陽気個体を使っていましたが、火力が絶妙に足りな過ぎたので意地っ張り個体に変更。陽気個体を使っていた際は、カバルドンミミッキュウルガモスなどに対して火力が足りないと感じる場面が多くありました。しかし、意地っ張り個体に変えることで、彼らに十分な負荷をかけられる場面も増えました。

  • H215B187カバルドン*3に対して氷柱針が1発あたり32~38ダメージ。2ターン後の瀕死率が47.54%。
  • H161ウルガモス*4に対して地震133~157ダメージ氷の礫27~32ダメージ
  • H151B124*5ミミッキュに対して氷柱針が一発あたり24~28ダメージ、氷の礫が37~45ダメージ

マンムーの先発が読まれやすいのと、上から確定ワンパンできるポケモンがいないためかガルーラがよく出てきました。襷型だとガルーラに対して腐ってしまう場面が多いため、耐久調整するか半分回復木の実を持たせることも視野に入ります。

選出パターン

ミミッキュ + オニゴーリ + メガバシャーモ

f:id:Onigohri_362:20170321212242p:plainf:id:Onigohri_362:20170321214040p:plainhttps://www.serebii.net/pokedex-sm/icon/257-m.png

ミミッキュの電磁波や鬼火で状態異常を撒いて、オニゴーリを繰り出していく選出パターン。

 

3匹目には、メガバシャーモを選出するケースが多かったです。オニゴーリバシャーモが苦手な相手を削ったり、バシャーモで耐久ポケモンを誘い出したりする立ち回りが多かったです。

 

カプ・レヒレ+メガバシャーモ

https://www.serebii.net/pokedex-sm/icon/257-m.png f:id:Onigohri_362:20170321213043p:plain

ウルガモス入りやカバ展開、低速サイクルに圧力をかけるためにレヒレ・バシャーモを選出する事がありました。

3匹目の選出は対戦相手のパーティによって変えていました。メタグロスやガルーラがいる場合はギルガルドキノガッサや電気タイプがいる場合はマンムーモロバレルやポリ2がいる場合はオニゴーリを選出する事が多かったです。

 

ギルガルド + オニゴーリ + ミミッキュ or カプ・レヒレ

f:id:Onigohri_362:20170321211802p:plainf:id:Onigohri_362:20170321214040p:plainf:id:Onigohri_362:20170321212242p:plain

メタグロス入りだけど、取り巻き次第ではオニゴーリの起点にできるポケモンが同居していた場合の選出。 

初手にギルガルド以外の誰かを出して、メタグロスと対峙したらギルガルドにバック。その後は、オニゴーリを釣り出しするなり交換読みの技を選択して試合を進めていきます。

オニゴーリを強気に釣り出しする場合は、基本的に試合序盤の1サイクル目にしておきましょう。あまり決めまくるとガルドにアイヘ撃たれてオニゴーリがぺしゃんこになります。

この他にも、状況によって選出パターンは多岐に渡りました。本記事の末尾にQRを掲載しますので、使って模索してくださる方がいらっしゃったら幸いです。

苦手な相手

  • アーゴヨンミミッキュから影うちを切ったため、押し切られることが多かったです。ガルドも積まれたら対処できず、またバシャーモやレヒレは不利対面だっためキツめでした。マンムーの襷を温存したり、確実に麻痺を入れる必要がありました。
  • ハッサム:取り巻きを含めて崩すのが非常に難しいです。使い手で上位の皆さんはハッサムを守るのが上手いので、オニゴーリで誘って零度ぶち込む方がまだ勝ち筋があります。
  • マリルリ:エースのメガバシャーモの不利対面となり、オニゴーリを滅びの歌で狩ってくることもある天敵。レヒレガルドのサイクルで何とか勝ったことなら。
  • 呪いミミッキュ:言わずもがな。ラス一にオニゴーリを残す立ち回りだけはやめましょう。
  • 滅びゲンガー:耐久ポケのお供。大抵バシャーモオニゴーリを同時に受けるのは厳しいケースが多いので、どちらかを通します。
  • ゲッコウガ:型がかなり多い…基本的にはレヒレを投げるかミミッキュで麻痺させて処理していましたが、身代わりやダストシュート持ちは厳しいです。

終わりに

今シーズンは、2200台・2100台達成者が多く出る中で波に乗り切れなかった感があります。

 

今期の試合を振り返って気付いたのですが、かなりプレミで試合を落としています。例えばZ技を撃つべき場面で撃たなかったりや、相手の行動から型やギミックを想定した対応が遅れたりなどです。

 

強い構築を練る事も必要もですが、勝てる試合を確実に拾えるよう状況に応じた最善の選択をする事を心掛けたいです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。質問・感想・意見等がございましたら、twitter @Onigohri_362 までお願いします。

 

追記

QRレンタルチームのリンクを追加しました。使用していただけましたら、幸いです。

https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-40DC-B632

 

1枚目がプリパラの準レギュラーことハシビロコウで、2枚目が前身のプリティーリズムシリーズに登場したストリート系のプリズムスターこと仁科カヅキ先輩です。

少しでも興味を抱いた方はお声掛けください。

f:id:Onigohri_362:20180122220003j:image

 

Wake up! 奮い立たせろ FREEDOM!

Tune up! たった一つのFREEDOM

俺たちが 目指すのは Justnow 勝者じゃなく勇者だろ

f:id:Onigohri_362:20180122220608j:plain

 

 

*1:ブレードフォルム時の実数値は 167-171-110-172-71-72

*2:メガ前の実数値は 155-189-90-x-91-132

*3:HB特化

*4:H4振り

*5:H164B188振り