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【最終628位】【剣盾 シングル S1使用構築】『紅蓮氷塊アローラ!』

はじめに

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あけましておめでとうございます!ランクマッチシングル、シーズン1お疲れさまでした。私はTNきせきらき で潜っていました。マッチングした方は対戦ありがとうございました!今回は、ガラルビギニングに引き続き8世代の構築記事となります。 

使用構築

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構築概要

ミミッキュで状態異常を撒き、オニゴーリを展開することをコンセプトにしています。ただし、鉢巻エースバーンを先発に出して荒したり、パーティ全体で初手に誘う水ロトムオニゴーリを合わせに行くこともあります。

オニゴーリを初手に出す場合は、クッション兼引き先としてカバルドンを置きました。また、ニンフィア入りの受け構築に対しては剣舞ギルガルドを選出して崩しに行きました。ここまでで相手のカバルドン展開がキツく感じたので、ラムの実パルシェンを採用して本構築が完成しました。

以下、順次個体紹介していきます。

※括弧内は努力値です。また特記がない限りは、個体値は31としてします。また、全ポケモンダイマックス飴を与えているためダイマックス時のHPは2倍となります。

個体紹介

使用ポケモンの画像はポケモンwiki(独)様から拝借しております。静止画ですが、8世代の色違い画像まで網羅しているのでおススメです。Sprites und 3D-Modelleの見出し配下にあります。Besuch mal diese Seite!

www.pokewiki.de

エースバーン@拘り鉢巻

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性格:陽気
特性:猛火
実数値155-168(252)-96(4)-x-95-188(252)
技構成:火炎ボール/不意打ち/飛び膝蹴り/蜻蛉帰り

  • B特化カバルドンH215B187)に対して、火炎ボールが93~109ダメージ(43.2~50.6%)。H降りのみの場合は、114~135ダメージ(53.0~62.7%)。
  • B特化ブラッキーH202B178)に対して、飛び膝蹴りが138~164ダメージ(68.3~81.1%)
  • Sライン:最速

本構築における唯一の8世代ポケモン。先発に出して蜻蛉帰りで様子見したり、鉢巻火炎ボールで負荷をかけていくことが多いです。また、不意打ちで縛りつつダイマックスで拘り解除して盤面を制圧しに行くこともありました。

持ち物についてですが、命の珠・気合の襷・拘りスカーフを試してみましたが、火力を可能な限り上げたかったので鉢巻で採用。スカーフが欲しい場面(特に対ヒヒダルマ)もありましたが、火力補正のおかげで勝った試合も多いので要選択です。

当初はリザードンを使っていましたが、拘りスカーフやダイジェット無しでアイアントを抜きたかったので変更しました。

ギルガルド@命の珠

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性格:意地っ張り
特性:バトルスイッチ
実数値(シールド):159(188)-110(236)-160-63-160-91(84)
実数値
(ブレード):159(188)-209(236)-70-144-70-91(84)
技構成:シャドークロー/聖なる剣/影撃ち/剣の舞

  • A2段階上昇ダイホロウでHB特化ドヒドイデH157B224)が確定1発。
  • A2段階上昇聖剣でHB特化ブラッキーH202B178)が確定1発。
  • Sライン:20振りアーマーガア抜き。

剣盾なのに弱体化されたポケモンオニゴーリでは崩しきれない受けを物理方面から崩しにいく役割を持たせています。特に選出されやすいニンフィア入りの受けサイクルをオニゴーリと併せて崩しに行きました。また、オニゴーリに対する高打点を持つ鉄壁ボディプレスアーマーガアは聖剣でランク無視して処理することが多かったです。

シーズン終盤、上から挑発してくるアーマーガアが数を増やしていたため想定通りに崩せないこともありました。そのようなケースでは、アーマーガアの耐久は物理特化よりも脆いことが多いので他のポケモンの圏内に入れる立ち回りを心掛けました。

オニゴーリ@残飯

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性格:臆病
特性:ムラっけ
実数値努力値):177(172)-90-107(44)-101(4)-105(36)-145(252)
技構成:守る/身代わり/フリーズドライ/地震

  • HP:残飯効率が最大となる16n+1。身代わり自体の耐久を少しでも高めたいため、今回は177で採用。
  • 地震がB4振りドリュウズ(H185B81)に対して84~100ダメージ(45.4~54.0%)。
  • Sライン:最速

ガラルビギニングに引き続き採用。守る・身代わりでダイマックスターンを稼いだり、オニゴーリを崩すためにダイマックスを切らせる立ち回りは8世代ならではの強さといえます。

技構成ですが、守る・身代わり・フリーズドライは確定として残り1枠。ガラルビギニングではアイアンヘッドを採用していましたが、地震に変更しました。主な理由は、下記の通りです。

  • ダイスチルでBを上げてもドリュウズの処理に時間がかかり、また炎タイプに対する有効打点がない。
  • アイアンヘッドで怯ませにいくリターンが薄い。
  • 地震であれば、ドリュウズ・エースバーン・ストリンダーの処理速度が上がる。
  • ダイアースでDを上げれば、特殊アタッカー(ドラパルト、ラプラスなど)と撃ち合える。

マンムーを想像してもらえればお分かりかと思いますが、氷・地面の技範囲は非常に優秀です。能力上昇を上手く引くことができれば広い範囲を相手にすることができます。7世代の頃よりも、現在の対面を制するのに必要な能力が上下しやすくなったため、ダメ計は常にチェックしながら行う必要があります。

カバルドン@オボンの実

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性格:腕白
特性:砂おこし
実数値努力値):215(252)-132-152(108)-x-111(148)-67
技構成:ステルスロック/欠伸/吹き飛ばし/地震

  • A156珠ミミッキュのA2段階上昇ダイフェアリーを確定耐え。177~211ダメージ(82.3~98.1%)。
  • A205ドリュウズのA2段階上昇ダイアースを確定耐え。180~213ダメージ(83.7~99.0%)。

クッション兼ステロ要員のカバルドン。初手に出すと水ロトム等に吹っ飛ばされるので、オニゴーリを出して様子見して不利な場合にクッションとして投げることが多いです。

シーズン1当初はダイフェアリーの存在から活躍できないと危惧されましたが、ダイマックスを先に切らせる役割を果たせるため、考察が進みメタも進みました。そのため、トゲキッスギャラドス、その他ラム持ち積みアタッカーが数多く出てくるようになりました。得体の知れない対面は吹き飛ばしが安定しました。

調整は、下記の記事を参考にさせていただきました。元記事ではメンタルハーブになっていますが、確定数をずらしたい場面が多かったのでオボンの実に変更しています。https://note.com/ir_poke/n/n0d1d788af8ab

ミミッキュ@広角レンズ

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性格:陽気
特性:化けの皮
実数値努力値):131(4)-142(252)-100-x-125-162(252)
技構成:シャドークロー/鬼火/電磁波/呪い

ガラルビギニングから続投となった起点要員のミミッキュ。ガラルビギニングでドリュウズに手も足も出なかった反省を活かし、鬼火を採用。電磁波が通る相手には電磁波を、地面タイプには鬼火を撃っていました。カビゴンやアーマーガアを相手にする場合、電磁波を当てても行動されたら身代わりを壊されやすくリターンは少なめです。鬼火を当てて火力を削げばオニゴーリでも相手しやすくなります。

持ち物は、電磁波・鬼火の命中率を上げるために広角レンズを採用。命中率を上げたこともあって外すことは少なく、試合展開のプランを立てやすくしてくれました。

パルシェン@気合の襷⇒ラムの実

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性格:意地っ張り
特性:スキルリンク
実数値努力値):125-122(252)-201(4)-x-65-122(252)
技構成:氷柱針/ロックブラスト/アクアブレイク/殻を破る

  • A2段階上昇ダイストリームでH252振りDMハードロックドサイドン(H444B150)を確定一発
  • A2段階上昇ダイストリームでH252振りDMバンギラス(H414B130)に対して362~428ダメージ(87.4~103.3%)。
  • A2段階上昇ダイロックでH4振りDMギャラドス(H342B99)に対して318~376ダメージ(92.9%~109.9%)。
  • 殻破後、DM時にA204バンギラスのダイロックが224~266ダメージ(89.6~106.4%)
  • 殻破後、DM時にA205ドリュウズのダイロックが150~178ダメージ(60.0~71.2%)

先制技の代わりに技範囲を手に入れたパルシェン。当初は襷を採用していましたが、発動機会が少なかったのとカバルドンの欠伸ループを抜けるためにラムの実を採用。

主に、襷ドリュウズやアーマーガーに鬼火を入れた後で舞うことが多かったです。バンギラスドリュウズ相手に対面から舞おうとした場合、B1段階下がった状態でダイロックと砂ダメに耐えなくてはなりません。耐久・持ち物調整を行うとしたらこの辺りが目安になると思われます。

選出・立ち回り

基本選出

オニゴーリ展開

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初手ミミッキュで状態異常を撒いて、オニゴーリを繰り出します。試合展開に応じて、オニゴーリもしくは他の1体をダイマックスさせます。ミミッキュカバルドンで全力でオニゴーリをサポートする選出は、オニゴーリが落とされたら終わりなので極力控えた方がいいです。

対戦相手のパーティにニンフィアがいて、ドヒドイデやアーマーガーと同居している場合はギルガルドを選出して崩し性能を強化します。

 

対面選出

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オニゴーリを選出できない場合は、起点要員のミミッキュとクッション要員のカバルドンをそのままに、エースバーンかパルシェンで制圧していきます。特にローブシン入りにオニゴーリは出せないのでギルガルドもしくはエースバーンを通していくことを心掛けました。

選出率

1位:オニゴーリ
2位:ミミッキュ
3位:エースバーン
4位:カバルドン
5位:ギルガルド
6位:パルシェン

キツいポケモン・並び

  • ドリュウズ:特に砂かき個体に下からダイロック⇒上からダイスチルの流れで来られるとオニゴーリでは対応できません。カバルドンを温存して再展開するか、先にパルシェンで積んで対応していましたが安定しているとは言えないので砂かきドリュウズはかなり苦手です。
  • 欠伸持ちニンフィア:音技を持つニンフィアの前で悠長に身代わりを張ることは厳しいため、欠伸で眠らされた隙に回復されたり積まれます。Dが上昇し、かつ拘ってないことが分かったら強気に身代わりしてもいいかもしれません。 
  • バンギラス:砂おこしで回復を阻害してくるほか、8世代で新たに習得したロックブラストで身代わりを貫通してくるため天敵です。有効打である地震も弱点保険を考えたら不用意に撃てないためドリュウズ同様選出を避けるのも一考。
  • ロトム、草ロトム絡みのサイクル:カバルドンを初手に出したら一撃で落ちる可能性が高く、また初手にオニゴーリを出しても後続をケアしなくてはならないため対応が安定しない印象を受けました。

終わりに

ランクマッチシングルシーズン1ではメジャーなポケモンとその型が目まぐるしく変わっていく中で、最後まで一番刺さりのいい個体並びを模索した結果、本記事のものになりました。構築・立ち回り共に精度がまだまだ低いので、まずはあらゆる構築記事を読み込んでインプットする必要があると思いました。

本記事が誰かのインプットの助けになれば未熟ながら大変嬉しいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。質問・感想・意見等がございましたら、twitter @Onigohri_362までお願いします。

 

 

 

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