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【ガラルビギニング使用構築】キョダイマックスリザードン軸積み構築【最高最終1786】【最終127位】

はじめに

3日間45戦のガラルビギニングお疲れさまでした。TNきせきらき で潜っていました。マッチングした方は対戦ありがとうございました!今回は、8世代に入って最初の構築記事となります。

キョダイマックスが使用可能ということで、ランクマッチで試験運用している構築にリザードンを加えて臨みました。直前のランクマッチでは1000位前後だったので課題は多いと感じていましたが、1800台目前まで来れたので振り返りと共に公開します。

カビゴンラプラスがキョダイマックスして来る点を除いては、ほぼランクマッチシングルと変わらない印象でした。

使用構築

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構築概要

起点要員のミミッキュを繰り出して、オニゴーリリザードン などのエースに繋いでいくことを基本の動きとしました。また、先発に麻痺が通らない電気 or 地面タイプが出てくる場合や、壁構築始動展開対策に剣舞キリキザンを採用。また、環境に多く存在するドラパルトに上を取られないよう最速スカーフドラパルトを採用。最後に、ドラパルトのとんぼ帰りと相性がよく威嚇・チョッキと併せて物理・特殊(特にフェアリー)に繰り出せるウィンディを採用しました。

受け・サイクル系統の崩しを専らオニゴーリに一任していたため、オニゴーリで相手し辛いポケモン*1と同居されているとどうしようもない場面が散見されたため崩し要員を増やす必要性を感じました。

以下、順次個体紹介していきます。特記がない限りは、個体値は31としてします。また、全ポケモンダイマックス飴を与えているためダイマックス時のHPは2倍となります。

個体紹介

使用ポケモンの画像はポケモンwiki(独)様から拝借しております。静止画ですが、8世代の色違い画像まで網羅しているのでおススメです。Sprites und 3D-Modelleの見出し配下にあります。Besuch mal diese Seite! 

www.pokewiki.de

リザードン@達人の帯

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性格:臆病
特性:サンパワー
実数値努力値):153-93-99(4)-161(252)-105-167(252)
技構成:エアスラッシュ/火炎放射/気合玉/ソーラービーム

初代御三家を代表してキョダイマックスを手に入れたリザードン。ランクマッチではキョダイマックスできないので今大会は貴重な機会と捉え、構築の軸に入れました。

キョダイマックス技は、キョダイゴクエン。追加効果として、4ターンの間相手全体の炎タイプ以外のポケモンに対して、ターン終了時に最大HPの6分の1定数ダメを与えます。

ここまで読んで気づかれた方も多いかもしれませんが、サンパワーがまるで生きていません。当初リザードンを構築に入れた際に、キョダイゴクエンがダイバーンの追加効果を併せ持つ(=天候を晴れにする)と勘違いしていました。キョダイゴクエンとダイバーンが全く別物で、かつキョダイマックスリザードンが撃てる炎技はキョダイゴクエンのみとなればサンパワーの火力を前提にした立ち回りができないのは火を見るよりも明らかですが、致命的なミスでした。キョダイマックスリザードンを使うなら、確実に猛火の方がいいです。

当初予定していたサンパワーの火力がない代わりに、キョダイゴクエンの性能はどうだったか。目の前の相手だけでなく後続にも定数ダメを与えて確定数をずらせたのは大きかったです。ただランクマッチで見られるようなサンパワーによる火力の底上げに比べたら明らかに地味です。キョダイマックス枠をリザードンに割くのはかなり疑問があるというのが今回のガラルビギニングの結論です。

ウィンディ@突撃チョッキ

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性格:意地っ張り

特性:威嚇
実数値努力値):191(204)-166(164)-118(140)x-108-115
技構成:フレアドライブ/逆鱗/インファイト/神速

2枠目の炎タイプ。こちらの記事にある調整を使わせて頂きました。直前のランクマッチで使用していた弱点保険バンギラスも同様です。 

winday77.hatenablog.com

調整は上記記事の通りですが、下記のメリットとデメリットを踏まえて技構成を一つじゃれつくから逆鱗に変えました。

  • ダイマックス時にダイドラグーンで相手のAを下げられる。
  • ダイフェアリーを撃った場合、ドラパルトの竜技の威力が落ちる上にミミッキュの電磁波も効かなくなる。

ガラルビギニングでは専らキリキザンミミッキュオニゴーリ or リザードンを選出していたため、活躍の場面は控え目でした。

オニゴーリ@残飯

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性格:臆病

特性:ムラっけ
実数値努力値):179(188)-90-104(28)-101(4)-105(36)-145(252)
技構成:守る/身代わり/フリーズドライ/アイアンヘッド

弱体化されつつ強化もされた氷塊。キョダイマックス枠としてカビゴンの増加が見込まれていたため、崩し役と兼ねて引き続き採用。調整は試行段階なので、7世代以前のものを流用しました。7世代のように回避上昇に頼る立ち回りができないため、基本的にはミミッキュで麻痺を撒いて繰り出していくことになります。

特性:ムラっけですが、8世代から回避率と命中率が変動対象から除外されました。そのため、影分身を搭載して自ら回避を上げる or 他の能力が上がりやすくなったことを活かす両刀型が考えられます。具体的にどの相手にどの能力がどれくらい上がれば勝てるか、については状況に応じてダメ計を回しながら判断していくしかありません。7世代以前よりも、試合展開に影響を与える能力が上昇・下降しやすくなった印象を受けました。

技構成ですが、守る・身代わり・フリーズドライは確定として残り1枠。今回は、フェアリータイプへの打点怯みによるムラっけ試行回数の増加ダイスチルによるB上昇のためにアイアンヘッドを採用。

また、ダイマックスについてですが、ダイマックス技は必中かつ守るでも防ぎきることはできない(4分の1相当のダメージ)ためマイナス要因となりえます。しかし、ダイマックスを使えるのはこちらも同様です。ダイマックスによる耐久上昇、ダイウォール(守る・身代わりといった補助技ベース)でダイマックス技を防ぐ、ダイスチルによるBアップ、ダイアイスによる特殊打点・天候操作などこちら側にも利点があるため完全なマイナスとも言い切れません。

今回はアイヘ・フリドラ型を試しましたが、他の型も試しつつ8世代ベストの型を探っていきたいと思います。

ドラパルト@拘りスカーフ

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性格:無邪気

特性:クリアボディ
実数値努力値):163-172(252)-95-121(4)-85-213(252)
技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/蜻蛉帰り/火炎放射

剣盾で初めて国際孵化に成功した色個体。ミラーで確実に先制するために最速スカーフ型で採用。ドラパルトミラーに刺したり、麻痺が入らずミミッキュも不利になるヒートロトムと撃ち合うのが主な役目です。また、ダイマックスで撃ち合った後スカーフ要員として取っておくこともありました。

型の多様さがドラパルトの強みの一つでありますが、ミラーでダイマックスを切られると負けるため安定はしない印象を受けました。ダイマックスを先に切らせて後続で切り返すか撃ち合うかの判断が難しかったです。なお、相手が使ってくるドラパルトはオニゴーリを意識してか特殊ベースのすり抜け個体が多かったです。

ミミッキュ@精霊プレート

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性格:陽気

特性:化けの皮
実数値努力値):131(4)-142(252)-100-x-125-162(252)
技構成:じゃれつく/影撃ち/電磁波/呪い

化けの皮が剥がれた際に定数ダメを受ける弱体化を受けたとはいえ、相変わらず強いポケモン。現環境では剣舞アタッカーが型が主流なので、時代に逆らう起点作り型を採用。

7世代の頃に比べて電磁波が読まれにくかったこともあり、刺さりはよかったです。ただドリュウズには勝てないので技枠のどれかを鬼火にするなど他の起点作り技も必要だと思いました。

持ち物はじゃれつくの火力を優先して精霊プレートにしていますが、電磁波が外れたら致命的なので広角レンズ採用も検討しています。

キリキザン@気合の襷

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性格:意地っ張り

特性:負けん気
実数値努力値):172(252)-194(252)-120-x-90-91(4)
技構成:アイアンヘッド/不意打ち/メタルバースト/剣舞

壁展開全般や悪戯心オーロンゲの対策、ダイマックスを前提にしない先発要員として採用。下記の記事を参考にさせていただきました。

ameblo.jp

参考元では剣舞の枠がハサミギロチンになっていますが、壁展開の壁に対抗することを優先して剣舞に変えました。記事にあるように襷メタルバーストで広く対応するだけでなく、序盤の有利対面で剣舞を選択すれば交代先に負担をかけられるなど先発要員として広く活躍してくれました。先発で鬼火持ちのロトムに当たったら腐りがちなのがネックになった以外は、安定して強かったです。

選出・立ち回り

基本選出

リザードンオニゴーリ展開

 + + or
初手キリキザンミミッキュで後続のストッパー兼起点作り→リザードンもしくはオニゴーリを繰り出す。上述のようにリザードンの不手際が判明してからは、もっぱらオニゴーリを選出していました。8割以上の対戦は、この選出パターン。

ドラパルト軸対面選出

+ or+ 
初手ドラパルト→ウィンディないしはミミッキュ出し→ストッパーとして襷キリキザンオニゴーリがどうしても出せない場合に、対面処理を行う選出。

ドラパルトかウィンディのダイマックスを切って優位に立つ立ち回りを心掛けました。

選出率

1位:ミミッキュ
2位:オニゴーリ
3位:キリキザン
4位:リザードン
5位:ドラパルト
6位:ウィンディ

最終成績

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12月8日1時頃のものです。最終順位が確定次第、追記します。

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12月10日追記
最終順位が確認できました。本戦には遠く及ばない成績でしたが、課題と収穫を多く得られた点で有意義な大会でした。また似たような大会があれば、より上位を目指したいと思います。

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また参加証のバトルポイントですが、不思議なおくりものを受け取る⇒バトルスタジアムのご褒美を受け取るで獲得できます。

終わりに

8世代最初の公式大会で、キョダイマックスポケモンを試行したり相手にしつつそこそこの結果を残せたのは大きな収穫でした。対面したキョダイマックスポケモンの中では、カビゴンラプラスが特に手強かったです。

ランクマッチシングルも残り3週間ちょっとになったので、今回得られた課題や改善点に対処しつつ上を目指していきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。質問・感想・意見等がございましたら、twitter @Onigohri_362までお願いします。

 

 

 

 

 

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