オシャボ厳選推進委員会

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【SMシングル シーズン5使用構築】「オニゴーリ軸 真夏の夜の一転攻勢スタン」最高最終 2104 & 2028

はじめに

SMレートシーズン5お疲れ様でした。マッチングした方は対戦ありがとうございました!

TNはハルカ★ルカくろすあろまです。最終レートはそれぞれ2104と2028です。

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構築概要

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夏と言えば真夏!真夏と言えば夜の一転攻勢!!

ということで、一転攻勢を体現するポケモンを軸に組むことにしました。本構築のコンセプトはフーディンオニゴーリの2体を軸にしつつ、苦手な相手は他の4体を中心にカバーして対応することです。

以下、個別解説に入ります。

個別解説

オニゴーリ

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【性格】臆病
個体値31-0-31-31-31-31
努力値172-0-52-4-28-252
【実数値】177-76-107-101-104-145
【技構成】守る/身代わり/絶対零度/フリーズドライ

  • H:残飯効率最大の16n+1
  • B:身代わりに対する一致イカサマが低乱数1発(25%)
  • S:最速

本パーティのエースポケモン。いかに不利な状況であっても、ムラっけの引きや絶対零度・フリドラ凍結などで一転攻勢をかけられるポケモン。このポケモンの活躍度合いは、対戦相手の方が一番よく知っていることでしょう。

動きとしては、主に後述のフーディンミミッキュで麻痺を撒いて繰り出していきます。麻痺した相手だけでなく、低速ポケモン全般をみがまもで起点にしていくことも多いです。また氷技やキノガッサで眠らせたポケモンに後投げしていくこともありました。

※シーズン終了後に良さそうな調整を見つけたので、この場で記事と併せて掲載させていただきます。最速に拘るより耐久調整をするという考え方が面白いと思いました。

gaspardutd.seesaa.net

メガフーディン

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【性格】臆病
個体値31-0-31-31-31-31
努力値100-0-180-0-0-228
【実数値*1:143-63-108-195-125-218
【技構成】サイコキネシス/草結び/目覚めるパワー(炎)/電磁波

  • H:定数ダメ最少(16n-1と8n-1を兼ねる)
  • S:1加速した最速バシャーモ抜き
  • B:余り

シーズン2から使い続けている電磁波めざ炎フーディン。電磁波でオニゴーリの起点を作ったり、パーティ全体で重たいマンムーゲッコウガの処理を担います。物理技を被弾する事が多いため、努力値の余りはBに割いています。草結びの枠はシャドーボールマジカルシャインなども試しましたが、先発に出てきやすいマンムーカバルドンに強く出られる構成に落ち着きました。

~以下雑感~
シーズン2に使い始めた頃とは異なり、型が認知されていると感じることが増えました。先発に出すとよく麻痺しないポケモン(ランドサンダーコケコなど)のとんボルチェンからスカーフカミツルギが一掃してくるケースが多くありました。また環境最上位のミミッキュには圧倒的に不利であるため、動き辛く感じる場面が多くありました。今後使い続けるためには、この辺のケアが必要だと思いました。

※メガ前特性はマジックガードですが、猫撃ってから裏に引いてくるガルーラやスカーフ雪崩持ちに対して行動するために、精神力の方がいいかもしれません。

ギルガルド

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【性格】呑気
個体値31-31-31-31-31-31
努力値252-4-236-12-4-0
【実数値*2167-71-220-72-171-72
【技構成】シャドーボール/聖剣/影撃ち/キングシールド

物理方面が滅茶苦茶硬いギルガルド。このポケモンもシーズン2の頃から皆勤賞。ガルーラやメタグロス入りの対面気味の構築に対して繰り出していきます。

このポケモンの最大の長所は、補正をかけてBにガン振りしたことによる凄まじい物理耐久です。具体的には、下記の物理攻撃を耐えられます。

~シールドフォルム時~

Z技や鉢巻クラスの高火力でなければ、弱点技であっても確実に耐え、弱点保険を発動させて返り討ちにできます。ミミロップ対面では、なぜかキンシ無警戒で飛び膝蹴りを選択されることが多くて何度もたまげました。こちらはいつも聖剣を選択して返り討ちにしていたので、お相手氏もたまげたことでしょう。

~ブレードフォルム時~

受けループやメタグロスを相手にする際は、必ずと言っていいほどグライオン出てきます。どちらの場合であっても、ブレードフォルム状態で地震を受けてC2↑シャドボ(+影うち)でグライオンを落として後続のボーマンダオニゴーリを通すことができました。

ミミッキュ

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【性格】意地っ張り
個体値31-31-31-x-31-31
努力値4-252-0-0-0-252
【実数値】131-156-100-x-125-148
【技構成】シャドークロー/影うち/呪い/電磁波

まさかのじゃれつくを切ったミミッキュ。理由としては、下記の3点が挙げられます。
  • 外れるため
  • フェアリーZが主流なため、対戦相手がこれを想定して動いてくるため
  • ZシャドークローでABミミッキュを確実に落とすため
  • メガリザYやウルガモスギルガルドにも強く出られるため

オニゴーリの天敵として、呪いミミッキュが挙げられます。最近は物理技を耐えきってくるAB個体が増えてきたため、迅速な処理が難しくなっています。そこで、いかに物理耐久に特化しようとも耐えられないゴーストZの採用に踏み切りました(それ以前に何匹かフリドラで凍らせて零度当てたのは試行錯誤の一貫)。

じゃれつくを切った弊害としては、ガルガブやポリ2への打点が乏しくなったことが挙げられます。この点に関しては、仮にじゃれつくを搭載していても勝てるかどうか怪しいのでこの技構成で正解だったと思います。

ボーマンダ

Net Ball

【性格】無邪気
個体値31-31-31-31-31-31
努力値20-148-20-116-0-204
【実数値*3173-184-153-155-99-182
【技構成】捨て身タックル/大文字/ハイパーボイス/身代わり

  • A:捨て身で無振りリザYが確定1発。
  • B:身代わりに対するA182ガブリアスの岩封が威嚇込みで低乱数1発(6.3%)、威嚇込みでA156ミミッキュのZじゃれつく→影撃ちが150~181ダメージ(ほぼ耐える)
  • C:大文字でH252テッカグヤが確定2発。H252メガハッサムが確定1発。
  • S:最速ジャローダ抜き

シーズン3以来の再雇用となったメガボーマンダ。地面の一貫を切れる最強のメガ枠らしいので採用。見せ合いの時点で耐久ポケモンを誘発したり、受けループに圧力をかけにいきます。

技構成の関係上、バンギラスヒートロトムヒードランがいると出せないことが多かったため、身代わり or ハイボを地震 or ストーンエッジに変えてもよかったかもしれません。

※パーティ全体で電気が一貫していること、ポリ2・ガルーラ入りが苦しくなったことから、この枠は格闘Zレボルトがよかったかもしれません。

キノガッサ 

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【性格】陽気
個体値31-31-31-31-31-31
努力値0-252-4-0-0-252
【実数値】135-182-101-x-80-134
【技構成】キノコの胞子/マッハパンチ/岩石封じ/種マシンガン

タイマン性能と昏睡レイプ性能を見込んで最後に入ってきたテクニガッサ。こちらの記事を参考にさせていただきました。

4545tennnennsui.hatenablog.com性格は意地か陽気か迷いましたが、岩封を当てた後で130族の上から行動したい場面が多かったこと、準速ガッサ抜き調整が多くみられたことなどから最終的に陽気に落ち着きました。火力不足を感じることはありましたが、襷を温存しておけば先発・ストッパーとしての役割を果たせる頼れる兄貴♂でした。

ミミッキュ対面では基本的に胞子を選択していましたが、身代わりを所持していることが分かっている場合や、確実に削りを入れたい場面では種ガンを選択しました。また、ミラー対面では基本的にはマッパから入り、状況に応じてミミッキュに引いてアドを取りにいったり、岩封を撃ってマンダ等の起点にならないようにしました。

選出パターン

見せ合い画面では、まずオニゴーリを出せるかどうか考えます。例外は多々ありますが、主な選出パターンは下記の通りです。

オニゴーリを選出する場合

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フーディンで麻痺を撒いて、オニゴーリを繰り出していく選出パターン。

相手のパーティにメタグロスがいる場合はガルドを、サンダーがいる場合は先発をキノガッサにすることが多いです。

※受けルや鈍足主体のパーティには、フーディンの代わりにマンダやミミッキュを入れることがあります。

オニゴーリを選出しない場合

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オニゴーリが選出できない状況といえば、どんな状況が思い浮かびますか?

この辺は使い手によって基準が分かれるでしょう。私自身に限って言えば、基本的に呪いミミッキュ+オニゴーリが苦手なメガ枠(ガルーラ、バシャーモメタグロスなど)やギルガルドが同居しているパーティに対しては選出を避けていました(例外あり)。

選出画面にミミッキュが見えた場合、基本的には呪いを疑い警戒しながら立ち回り、それ以外の型であっても可能な限り対面処理を心掛けました。

ガルーラやメタグロスミミッキュが組まれていると大変キツいですが、最後まで弱保聖剣ガルドのHPを温存して立ち回ります。

ガブやグライオンがいる場合は、マンダを選出して地面の一貫を切ったりガルドに代わってメタグロスの処理を担いました。

苦手な相手

このパーティの欠陥としては、電気が一貫している・数値受けを崩す手段がオニゴーリ以外には乏しい・一気に崩しに行ける大火力に欠けるなどが挙げられます。他にもありそうなのはさておき、苦手なポケモンや並びは下記の通りになります。

  • 眼鏡コケコ:誰も受かりません
  • 眼鏡ドラン:ガッサかオニゴーリで処理できますが、大抵裏に滅びゲンガーや威嚇持ちがいる。
  • ポリゴン2+呪いミミッキュ:フリドラでミミッキュを凍らせるか、ポリゴン2に最低2回麻痺バグを引いてもらう必要がある。
  • とんボルチェン+スカーフカミツルギオニゴーリ君に頑張ってSを上げてもらいましょう。
  • サンダー全般:何度か穏やか個体に完封されました・
  • ニトチャリザードン:襷が潰れたガッサを起点にボコボコにされます。Sマンダが縛られるので、ミミッキュを控えにおいておきます。基本的に電磁波から入って機能停止させます。
  • 最速レヒレ:勝ちパターンが妨害されるうえに、ガッサの襷やミミッキュの皮を剥がされるのでかなり苦しいです。
  • 滅びゲンガー+テッカグヤ or ヒードランランドロス・受けループ:弱保ギルガルドで圧力をかけれなければ負け。
  • 聖剣ガルド:舞ってくる個体は完全に切りました。

終わりに

今シーズンは、シーズン2以来のレート2100超えを果たすことができました。

無理な相手は割り切りつつ(可能な限り減らしておく必要があるが)勝てる相手には確実に勝てるよう工夫するというアプローチで、ある程度は勝てるのではないかと思いました。

来期やUSMレートでも引き続きオニゴーリを使って上を目指したいと思います。


ここまでお読みいただきどうもありがとうございました。質問・感想・意見等がございましたら、twitter @Onigohri_362 までお願いします。

追記
PGLQRレンタルチームのリンクを追加しました。

3ds.pokemon-gl.com

 


※1枚目がアイカツスターズのハルカ☆ルカちゃん、2枚目がアイドルタイムプリパラの黒須あろまちゃんです。

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アイカツスターズは毎週木曜18時25分から、アイドルタイムプリパラは毎週火曜17時55分から放映してます。どちらも面白いので、是非観てみてください!

www.tv-tokyo.co.jp

www.tv-tokyo.co.jp

*1:メガ前の実数値は143-63-89-155-115-184

*2:ブレードフォルム時の実数値は167-171-110-172-71-72

*3:メガ前の実数値は173-174-103-145-90-160