【ポケモンSM シングル シーズン2使用構築】✝フローズンキャッスル✝【最高2132 最終1906】
はじめに
SMレートシーズン2お疲れ様です。私はTNくろすあろまで潜ってました。マッチングした方は対戦ありがとうございました。ご存じの方もいると思いますが、プリパラの黒須あろまちゃんです。
最高レートは2132、最終レートは1906です。ここまで溶かすのも珍しいとは思いますが、使用構築はこちらになります。
パーティ全体のコンセプトは、オニゴーリを可能な限り選出しつつ無理な場合は裏選出で対抗することです。以下、個別解説していきます。
個別解説
オニゴーリ
性格:臆病、特性:ムラっけ、持ち物:残飯
個体値:31-0-31-31-31-31
努力値:172-0-52-4-28-252
実数値:177-76-107-101-104-145
TODの束縛から解放された最凶のウルトラビースト「Moody」。本パーティの軸でありエースです。メガフーディンやミミッキュで電磁波を撃って、麻痺バグによる行動不能、回避上昇、防御 or 特防上昇により身代わりを残して絶対零度の試行回数を稼いだり、フリドラで削っていくのが基本となります。
配分としては、Hは残飯効率最大の16n+1、Sは最速となっています。Bは身代わりに対する一致イカサマが低乱数一発(25%)となります。また本体が被弾することは可能な限り避けたいですが、A特化メガボーマンダの捨て身が中乱数一発(56.3%)、C特化カプ・テテフのフィールドサイキネは確定耐えとなります。
メガフーディン
性格:臆病、特性:マジックガード→トレース、持ち物:フーディンナイト
個体値:31-0-31-31-31-31(A0めざ炎個体に王冠を使いました)
努力値:100-0-188-0-0-220
実数値*1:143-63-109-195-115-217
技構成:電磁波、サイコキネシス、めざめるパワー(炎)、気合い玉
まさかの電磁波めざ炎フーディン。主な役割は次の三点です。
- 電磁波による起点作り(&回避)
- 霊獣ボルトロスの蓄電、メガルカリオの適応力、ドリュウズの砂かき、バシャーモの加速、ハッサムのテクニシャン、ガルーラの親子愛等をコピーしてストッパーの役割を果たすこと
- ステロ+サイキネでウルガモスやリザードンを縛ること
オニゴーリの起点作り要因としては、他にジャローダやボルトロスなどがいます。彼らとの差別化点は下記の通りです。
- メガボーマンダに身代わりされる前に麻痺を入れられる(ジャローダとの比較)
- 悪タイプであるメガギャラドスやゲッコウガ、サイコフィールドを張ってくるカプテテフに撃てる(ボルトロスとの比較)
- 前述の強特性をコピーしてストッパーになることができる
ここまでは強みを挙げてきましたが、弱みとしては電磁波や気合玉の命中率が不安なことです。外しが負けに直結することが多いので当てたら必ず勝ちましょう。また流行りのミミッキュに弱い点も不安材料であるため、一長一短といったところです。
ガブリアス
性格:陽気、特性:鮫肌、持ち物:ヤチェの実
個体値:31-31-31-x-31-31
努力値:0-252-4-0-0-252
実数値:183-182-116-90-105-169
電気玉投げつける偽装ヤチェガブリアス。電気の一貫を切ったり、ステロや岩封でウルガモス・リザードンに対処する駒。またミミッキュガルーラ対面で猫騙しをよく撃たれるので、ガブに引いて鮫肌ダメを入れつつ、冷パンを耐えて地震で処理という立ち回りもしていました。
オニゴーリ入りの構築ではDSに振って電気玉を投げつけて麻痺させる個体がいることが多いのですが、本構築ではフーディンやミミッキュが担いました。
ミミッキュ
性格:意地っ張り、特性:化けの皮、持ち物:フェアリーZ
個体値:31-31-31-x-31-31
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:131-156-100-x-125-148
技構成:じゃれつく、かげうち、電磁波、呪い
色々欲張ったミミッキュ。Zじゃれつく→影撃ちによる縛り性能に加え、オニゴーリの起点を作る電磁波、削りを入れたり自主退場するための呪いを搭載しています。
化けの皮を盾に電磁波を安全に撒いたり、ストッパーの役割を果たすために採用しましたが、終盤は霊獣ランドロスが増加したこともあり選出は控えめでした。
序盤は呪いの枠が剣舞でしたが、テッカグヤやカバルドンの突破をサポートするために呪いに変更。もっとも痛み分けやゴーストZなど回復手段を持たないため、低速や相手のオニゴーリに撃てる回数は1~2回です。
ギルガルド
性格:呑気、特性:バトルスイッチ、持ち物:弱点保険
個体値:31-31-31-31-31-31
努力値:252-0-164-92-0-0
実数値:167-70-210-82-172-72
技構成:シャドーボール、かげうち、キングシールド、聖剣
物理耐久に厚く割いたHBベースの呑気弱点保険ギルガルド。当初はS0個体を使ってましたが、カバルドンに対して先手を取りたい場面が多くあったので6V個体に変更。
シーズン終盤に増え始めたグロスランドの並びやゲンガーに対抗する駒として採用。耐久ラインとしては、A187メガメタグロスの地震を2耐え余りCとなっています。また、ブレード状態でA156ミミッキュのシャドークローを確定で耐えることができます(118~140ダメージ)。H252振りを想定した物理攻撃を耐えて、弱点保険を発動させて返り討ちにしたり負荷をかける動きが出来ました。
B耐久が飛躍的に増した代償として、火力が落ちました。H252メガゲンガーをシャドーボールで落とせないシーンもあり、この点はステロなど何らかのサポートが必須のように感じました。
※この枠は最初はメガメタグロスでしたが、前述のグロスランドの並びやクレセ・ヤドラン等の数値受けに不利になるため変更しました。
カミツルギ
性格:陽気、特性:ビーストブースト、持ち物:悪Z
個体値:31-31-31-0-31-31
努力値:68-100-4-0-92-244
実数値:143-214-152-71-63-176
技構成:リーフブレード、スマートホーン、辻斬り、剣の舞
ミミッキュやガルーラ、カプ・レヒレ入りに対して繰り出す駒として採用。配分は下記の通りです。
- H→ゴツメダメを最小にする6n-1と火傷などの定数ダメを最小にする16n-1
- A→剣舞Z辻斬りでクレセリアが確定で落ちるライン
- D→C特化テテフのフィールドサイキネ耐え
- S→メガメタグロスを意識(173~175辺りが多いか?)。
意地スカーフ個体と両方使ってみましたが、前者はリザードンの起点になり、こちらは撃ち分けができる代わりにゲンガーやスカーフガモスに怯えなくてはならないという使い手の不手際が露呈。この枠は来期以降も検討していきます。
選出パターン
オニゴーリを選出する場合
基本選出
麻痺撒き要員2体でオニゴーリの起点を作る選出。1体が電磁波を外したり落とされたとしても、もう1体で電磁波を撒いて強引にオニゴーリの起点を作ることができます。また、ムラっけの引きが悪くて再展開したい場合でも1回くらいなら可能です。
ミミッキュやフーディンが出しづらかったり、オニゴーリの苦手なポケモンに対処するために麻痺撒き要員を1体だけ出した場合、常に電磁波外しのリスクが付きまとうので注意が必要です。
オニゴーリを選出しない場合
電磁波や蛇睨みを撃って起点を作っても、対戦相手も大人しく積ませてくれるとは限りません。滅び歌や呪い、音技・連続技など、命中安定技を持つ高速ポケモンなど身代わりを張ったオニゴーリを後出しから処理できるポケモンがいれば後出ししてきます。例えば滅びゲンガー、呪いミミッキュ、ガルーラ、パルシェン、アシレーヌ、ウルガモス、メタグロスなどが挙げられます。これらのポケモンが選出画面にいた場合は、オニゴーリの選出を控えるか他のポケモンでの処理ルートを考える必要があります。
対グロスランド
vs or
先発にランドロスが出てくることが多いので、ギルガルドから入り地震を受けつつ弱点保険を発動させ一気に負荷をかけていきます。ウルガモスがいる場合、ガルド対面で舞われたらアウトなのでガブリアスから入ってステロを撒き、ガブを切りつつランドの地震で前述の動きをします。ラス枠にはスカーフカミツルギを持ってくることが多かったのですが、ウルガモスのスカーフ個体の数を考慮すれば悪Zでもよかったかもしれません。
対ステロ展開構築
vs
ステロからエースを降臨させて全抜きを狙ってくる構築に対する選出。ミミッキュから入る場合は、先発のステロ撒き要員(マンムーやガブなど)をZじゃれつく→影撃ちで確実に処理して後続をメガフーディンのトレースやギルガルドの耐性を活かして処理することが多いです。
ガルーラスタン
vs
ミミッキュの型の一つに、じゃれつく呪い身代わり痛み分けという技構成の型があります。ガルーラの猫騙しやスカーフテテフとの相性から入っているため、このような並びとマッチングしたときは呪いを警戒して動きました。こちらはミミッキュから入り、ガルーラの猫だましに合わせてヤチェガブに引き、ガルーラを処理するかステロを撒いてカミツルギを通す動きを心掛けました。
パーティ雑感
シーズン終盤前までは、フーディンの奇襲性能と運が良かったのでレートを伸ばせました。しかし、終盤はオニゴーリがかなりメタられるようになり(運も収束したか?)思うように勝てないことが増えました。
また、電気タイプや麻痺が痛手にならない鈍足ポケモンがいないため、ジャローダが非常に重いのですがシーズン終盤にたくさん遭遇したので対策枠や立ち回りを考える必要を感じました。
この他にも、滅びメガゲンガー受けループやオニゴーリを出せない構築に対する勝率が芳しくなかったり、上位構築に入ってるアシレーヌの処理を零度に頼りがちになるなどプレイヤースキルの向上も今後の課題です。
終わりに
ポケモン対戦をORASから本格的に始めて初の2100台を達成できたので、次シーズンは最終2100台を目標にしたいと思います。
ここまでお読みいただきどうもありがとうございました。質問・感想・意見・オニゴーリ君に一言がございましたら、twitter @Onigohri_362 までお願いします。
次回作までにランク999を目指します(´∀`)
プリパラは、4月から4期が始まりタイトルも変わります。『アイドルタイムプリパラ』をよろしくな!
あろまちゃん出ますかね?何かご存じの方がいましたら、コメント欄かtwitterまでオナシャス!
*1:メガ前実数値は143-49-89-155-115-184