DCDアイカツの記録
はじめに
2012年10月25日から2016年5月18日まで稼働したデータカードダス(以下「DCD」)アイカツ!が3年半にわたる稼働を終えました。
本記事では、これまでプレイしてきたDCDアイカツ!を振り返ります。
アイカツ筐体とプレイヤー
DCDアイカツ!は、筐体でプレイするゲームです。アイカツ筐体はショッピングモールや家電量販店、ゲームセンターなどに設置されています。
プレイヤー層は、女児とその母親(たまに父親も)から成人男性(所謂アイカツおじさん)まで多岐に渡ります。
DCDアイカツとの出会い
アイカツ!のアニメは、観た人が筐体でプレイしてもらおうという意図が含まれる所謂「販促アニメ」です。
私は156話を観た直後にバンダイの販売戦略に乗ってアイカツ筐体でのプレイを始めました。
DCDアイカツの記録
初期(11月~12月)
11月中旬あたりから、DCDアイカツ!を始めました。
マイキャラの名前は、「えりか」にしました。両親曰く、私が女の子に生まれていたらこの名前にする予定だったらしいです。
当初は156話で見られなかった大空あかり×服部ユウのステージだけで満足する予定でしたが、ジャパンツアーモードを完全制覇したことをきっかけにハマりました。
ジャパンツアーモードは、上の写真のように日本全国にあるマスを解放していき、最終的に全マスを解放すればコンプリートです。マスを解放するためには、ステージをクリア(=リズムゲームに合格)する必要があります。
この写真の丸で囲んだマスでは、四国の瀬戸内女学園に通うアイドル荒灘はづき(アニメには未登場)、大空あかり、服部ユウを交えたやり取りが見られます(^.^)。
その後、40マス以上あるジャパンツアーモードを進めていき、録画台でクリアした瞬間を見届けて本格的にハマりました。
12月には、フォロワーの協力のもとで大空あかり×服部ユウで『フレンド』が実現しました!
中期(1月~2月)
DCDアイカツをプレイする目的であった、服部ユウストーリー並びにあかユウフレンドを実現して満足、というわけには行かず、年末年始にかけて新たな誘惑が生じました。
すなわち、期間限定イベント(2015年11月26日~2016年1月20日)のパーティデコチャレンジです。これは、2人・3人単位でコーデを統一し、特別なスペシャルアピール:エンジョイパーティ*1を発動させるものです。
このイベントをクリアすることで手に入るマイキャラパーツ「髪型:ふんわりシニヨン」に惹かれ、マイキャラでプレイすることが一層多くなりました。
この髪形の最大の魅力は、清楚さを保ちつつ一定のアクセントが得られる点です。
末期(3月~4月)
DCDアイカツ!は、2016年4弾まで続き、終わりが近づくにつれてアニメで印象的な場面を振り返るメモリアルストーリーが充実していきました。
期間限定ステージ「アイカツ!2013メモリアルストーリー」では、1期最終話(51話)で流れた『カレンダーガール』のステージをクリアしてマイキャラパーツ「髪型:さわやかポニーテールを」入手。紫吹蘭の練習時の髪型です。
この時期は終わりが近づいていたこともあり、時間を捻出しては秋葉原のHeyでプレイ動画を録画していました。電車の時間に間に合うよう神経をすり減らしながらプレイしていましたが、今思えばいい思い出になっています。
ランキング
以下では、個人的な好みを紹介させて頂きたいと思います。少し長くなりますがお付き合いいただけると幸いです。
楽曲編
1位:フレンド
大空あかり×服部ユウで『フレンド』。アニメ本編ではこのステージは実現しませんでしたが、この2人も作中屈指のベストフレンドだと思います。
アニメ本編では、98話と100話と171話*2で流れました。1期~2期の主人公である星宮いちごが、初めて孤高のレジェンド神崎美月に勝った曲です。
冒頭のハイタッチするシーンや互いに視線を向けながら踊るシーンなど、曲名に相応しい友情を感じさせる振り付けが印象的です。
歌詞は別れを歌って切ない面もありますが、前に進むエネルギーが湧いてくる気がします。親友と違う道・夢を追うことになっても、お互いに励まし合いながら前向きに頑張ろうとするメッセージが含まれていると考えられます。
2位:薄紅デイドリッパー
他人のマイキャラを自分のステージに召喚する『オファー機能』もDCDアイカツ!の大きな醍醐味です。
桜色花伝による、桜色花伝の、桜色花伝のための曲です。アイカツの楽曲は数あれど、扇子を持ちながら踊る曲はこの曲だけです。
アニメ本編では、118話、119話、121話で流れました。(常に薙刀を持ち歩き、公道上でも取り出す)大和撫子アイドル藤原みやびの持ち曲として知られています。他のアイカツの楽曲とは一線を画す和風のメロディーが印象的です。
この曲が流れるステージの見所は、緩急に満ちたダンス、美しい弧を描く扇子の軌道、凛とした表情から柔和な表情が見られる表現の豊かさです。
3位:SHINING LINE*
下の動画では、1:55分頃からライブパートが始まります。
アニメ本編では2ndシーズンのOPとして、また91、92話、101話で流れました。
この曲は今の世代から次の世代への引き継ぎ・バトンタッチを描いているものと考えられます。作品が長く続く場合、マンネリ化を防ぐために新主人公にバトンタッチしたり新たな展開を用意することがあります。
101話では、アイカツ!の1st・2ndシーズンの主人公である星宮いちごから、3rd・4thシーズンの主人公大空あかりへの世代交代が行われました。この曲は大空あかりのライブパートで用いられ、大いにその真価を発揮していました。
コーデ編
1位:スイングジェミニコーデ+ミュージカルスコーピオンリボン
2人ユニットステージである『フレンド』でハイスコアを狙うために組んだコーデ。
異なるコーデ*3のアクセサリーを添えたので違和感が生じないか心配でしたが、基調となる色が似ていたので明るさと鮮やかさを兼ね備えたいいコーデになりました。
DCDアイカツ終了間際に星座の証チャームが入手できるようになり、星座ドレスで統一した場合、ステージの冒頭で星座フィーバーを発動できるようになりました(全星座フィーバーをコンプできなかったのは少々残念…)。
2位:スイングスターコーデ+ペイントロックハット
ユウちゃんが起用されているアイカツカードは、スイングスタースカートとペイントロックミュージックハットの2枚のみです。この2枚を使ったこのコーデも非常に愛着があります。
こちらも星座の証チャームを装備していれば、冒頭に星座フィーバーを発動できます。
3位:月夜のクラシカルフラワーコーデ+羽衣プリンセスティアラ
夜空に輝く月や星をモチーフにしたコーデと、アクセサリーの黄色のオーラが実によくマッチしています。
アイカツのアクセサリーは、最初は羽だったのですが2015年辺りから特定のコーデとの組み合わせでオーラが発生するようになりました。
スペシャルアピール編
スペシャルアピールはステージの華です。リズムゲーム中に出現するラッキースターを4つ以上取ることで発動できます。
イメージとしては、ゲージを溜めて放つ必殺技です。
1位:エンジェリースイングデュエット
2人ユニットで、異なるブランド*4の双子座コーデに統一することで発動できます。
前述のスコアタに特化した双子座コーデで臨み、かつICカード2枚(星座の証チャームをそれぞれ装備)使って2人プレイすることで、ユニットアピールは大幅に強化され凄まじいスコアを出せます。
レジェンド美月を越えたスペシャルアピールは最後の最後まで最強のスペシャルアピールでした…!
2位:エンジョイパーティ
パーティデココーデで統一したキャラで2人~4人ユニットを組むと発動できます。パーティデココーデには、左上にクラッカーのマークが付いています。
このアピールを2人や4人ユニットで発動した場合、2人ペアで手を繋ぐ仲睦まじい光景が見られます(^.^)。
3位:Swing サンライトデュエット
2人ユニットを組んだ場合、通常は「サンライトデュエット」が発動します。ただし、2人が着ているブランドが同じ場合、アピールにブランドのロゴが追加されます(^.^)。
また、星座の証チャームを装備したICカード2枚を使って発動させた場合、アピールポイントが増え、水色の枠が追加されます。
服部ユウ×音城セイラで『アイドル活動ver. Rock』。アニメ作中ではSwing Rock勢2人の絡みが見られなかったのが残念です…。
終わりに
DCDアイカツでやり残したことはまだまだたくさんあります。しかし、一つ欲求を満たすたびにまた新たな欲求が生まれるのは明らかですし、後悔は全くないので大変満足しています。
最後にアイカツ筐体を管理・整備して快適なプレイ環境を作り出してくださった家電量販店・ゲームセンターの関係者各位、そしてリリース元の株式会社バンダイ様への心からの感謝をもって本記事を締めくくりたく思います。
大変長くなりましたが、ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。
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