はじめに
こんにちは、オシャボ厳選勢のDaiです。
前回の記事では、『ボール遺伝』の仕様について説明しました。
今回の記事では、『夢特性遺伝』の仕様と併せてまとめたいと思います。
ボール遺伝と夢特性遺伝
前回の記事でも触れましたが、6世代（XY以降）から育て屋に卵ができる組み合わせでポケモンを預けた場合、♀個体が入ってるボールが生まれてくる個体にも遺伝するようになりました。
次に、『夢特性遺伝』についてですが、育て屋に預けて夢特性が生まれてくる可能性があるのは、次のような場合です。
①「夢特性」の♀個体 × ♂個体
夢特性が遺伝するのは、この4通りのパターンとなります。
前回の記事でも書きましたが、♀ポケモンが入っているボールは遺伝することができます。その結果、①、②は夢特性とボールの両方を遺伝できますが、③、④は夢特性しか遺伝できません。
また、注意していただきたいのですが、「通常特性」の♀個体 × 「夢特性」の♂個体の組み合わせで預けても、生まれてくる個体は「通常特性」で生まれてくる、ということです。
ここまでの説明を、以下のような具体例を通じて、まとめていきたいと思います。
♀個体を預けた場合
夢特性の場合
☆組み合わせ
②「夢特性」♀ ×「通常特性」♂
育て屋に「夢特性」の♀個体を預けた場合、ボールが遺伝します。
さらに、夢特性を遺伝させることができます
《具体例①》「夢特性」のファイアロー♀ × 「通常特性」のファイアロー♂
「夢特性：疾風の翼」のファイアロー♀ in タイマーボールを預けた場合、
ここで、一つ注意点があります。
預けた♀個体が夢特性であれば、夢特性を遺伝できますが、通常特性の個体も生まれる場合があるということです。（夢特性のオシャボ厳選はとにかく粘りです・。・）
通常特性の場合
☆組み合わせ
①「通常特性」♀ ×「夢特性」♂
②「通常特性」♀ ×「通常特性」♂
③「通常特性」♀ × メタモン
育て屋に「通常特性」の♀個体を預けた場合、ボールは遺伝します。
しかし、生まれてくる個体はすべて通常特性です。
《具体例②》「通常特性」のファイアロー♀ × 「夢特性」のファイアロー♂
「通常特性：炎の体」のファイアロー♀ in タイマーボールを預けた場合、生まれてくるヤヤコマにボールは遺伝しますが、夢特性は遺伝できず、通常特性の個体となります。
♀個体が「通常特性」である時点で、仮に♂個体が「夢特性」であっても、生まれてくる個体は「通常特性」となります！
重要な点なので、強調いたしました。
夢特性のオシャボ厳選をする場合は、常に「夢特性」の♀個体を意識しましょう。
♂個体・性別不明の個体と、メタモンを預けた場合
☆組み合わせ
②「通常特性」♂・「通常特性」性別不明
♂個体・性別不明の個体を育て屋に預けて、タマゴを受け取るためには、メタモンと一緒に預ける必要があります。
♀個体を預けてない時点で、ボールを遺伝させることは不可能ですが、夢特性を遺伝することは可能です。
バルキー系統は「♂」しかいないため、フレンドサファリ*2等でオシャボに入れたバルキーを孵化親にしても、ボール遺伝はされず、生まれてくる個体はモンスターボールに入っています。
ゴルーグ系統のように、性別不明のポケモンも同様に、オシャボに入れた個体を孵化親にしても、ボール遺伝はされず、生まれてくる個体はモンスターボールに入ることになります。
メタモンではない方の親個体（この例ではゴルーグ）が夢特性であれば、夢特性の個体が生まれることがあります。
この例では、ゴルーグ系統を扱いましたが、生まれてくるゴビットの特性候補は3通りもあります(>_<)
終わりに
ここまでたくさん具体例を上げましたが、まとめると次のようになります。
①オシャボ厳選をするには、♀個体が必要
③♂個体しか存在しない、または性別不明の個体はオシャボ『孵化』厳選ができない*3
大変長くなりましたが、ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました！
次回の記事では、XY・ORASで購入できるボールについて扱いたいと思います。
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