サンムーンにおける御三家のオシャボ厳選
はじめに
サンムーンでは、オシャボ厳選の仕様や出現ポケモンが大きく変わりました。その結果、これまで実現不可能だったオシャボ個体が入手可能になると同時に、仕様変更に戸惑う方も少なからず出てきました。
また以前の記事が最新の仕様変更を反映していないため、新たに書き直すことにしました。以前の記事を見て困った方がいましたら、この場を借りてお詫び申し上げます。
サンムーンにおける仕様変更については、こちらの記事をご覧ください。
本記事では、入手可能個体が大きく変化した御三家のオシャボ厳選について扱います。
御三家のオシャボ厳選
今作ではどの御三家を、どんなボールで、どの特性で厳選できるのか?各御三家ごとに解説していきます。
※2020年8月7日追記
当初、本記事ではジョウト御三家・シンオウ御三家しか島スキャンでオシャボ厳選用の親個体を確保できないとしておりましたが、内容に不足がありました。
ジョウト・シンオウ御三家はSMで、カントー・ホウエン・イッシュ・カロス御三家はUSUMで島スキャンできます。詳細は、下記のページをご覧ください。
カント―御三家
カント―御三家は、フレンドサファリまたはPDWで捕獲することができます。オシャボ厳選の仕様変更により、XY・ORASでは不可能だったドリームボール入り個体を孵化厳選できるようになりました。
サンムーンでは、メタモンと一緒に預けた場合、メタモンではない親のボールが遺伝するようになりました。そのため、PDWで♂しか捕獲できないドリボ個体であっても、孵化厳選可能です。また、御三家は♀が生まれてくる確率が1/8であるため、オシャボ厳選の過程で♀個体を粘る際はかなり手間と時間がかかりました。今回の仕様変更により、そのような労力を省けるようになりました。
2020年8月7日追記
カントー御三家は、USUMにおける島スキャンに加えて剣盾のマックスレイドバトルでも入手できます。マックスレイドバトルであれば、サファリボール・コンペボールも投げることができます。
ジョウト御三家
サンムーンでは、オシャボ厳選の可能性が大きく広がりました。通常特性だけでなく、夢特性個体も様々なボールに入れることが可能です。
サンムーンにおける御三家を確保する機会としては、島スキャンが挙げられます。
島スキャンでは、ジョウト御三家とイッシュ御三家が出現します。ただし、仲間を呼ばないため、夢特性個体を捕獲することは不可能です。
ジョウト御三家のオシャボ厳選に必要な個体は次の通りです。
このようにして、アニポケ視聴者の長年の夢であるルアーボールワニノコを、それも夢特性個体を確保できるようになったわけです。
※夢ジョウト御三家は、2015年2月27日(金)~11月30日(月)の期間にポケモンバンクにアクセスした際にXYまたはORASへ配信されていました。現在は貴重かも…?
ホウエン御三家
ホウエン御三家は、PDWで捕獲した♂個体 × メタモンの組み合わせで預けることでオシャボ厳選が可能です。厳選可能なボールは、フレンドリィショップで購入できる13種類のボール+ドリームボールです。
シンオウ御三家
シンオウ御三家もホウエン御三家と同様に、PDW産の個体をフレンドリィショップで購入できる13種類のボール+ドリームボールで厳選可能です。
イッシュ御三家
ジョウト御三家だけでなく、イッシユ御三家も島スキャンで入手できます。ポケモンゲット☆TVで公開されたシリアルコードで手に入る夢特性個体*1と掛け合わせることで、夢特性のオシャボ厳選が可能です。
カロス御三家
カントー御三家と同様、フレンドサファリに出現するためフレンドリィショップで購入出来る13種類のボールで厳選可能です。
アローラ御三家
現状では野生で出てこないため、通常特性 in モンスターボール以外は厳選不可能です。今後の配信やマイナーチェンジ、次回作等に期待しましょう。
終わりに
ここまで見る限り、アローラ以外の御三家は野生で出現するため、フレンドリィショップで購入できる13種類のボールで捕獲が可能です。また、通常特性だけでなく、夢特性も孵化厳選可能です。
さらに、カントー・ホウエン・シンオウ御三家はドリームボール個体の孵化厳選でき、ジョウト・イッシュ御三家はガンテツボール・ウルトラボール個体を孵化厳選できます。初代~5世代だけでなく、7世代御三家のオシャボ厳選環境の拡充が望まれます。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。質問・感想・意見等がございましたら、twitter @Onigohri_362 までお願いします。
オニゴーリと振り返るSMレートシーズン1
はじめに
オニゴーリは好きですか?
好きと答える人は使ってる側もしくは圧倒的にカモにしてる側で、嫌いと答える人はそれ以外が多いかと。
今回の記事では使っている側の視点からオニゴーリ並びにシーズン1での使用感を振り返っていきます。
まずはオニゴーリを取り巻く環境・仕様の変化について触れていきます。
本記事中に何度かダメ計を載せますが、オニゴーリの実数値はH177B100D111*1で計算した結果となります。
強化点
TODの廃止ならびに持ち時間制の採用
サンムーンからは、1ターンの技選択時間が60秒以内で、持ち時間10分がなくなるとその時点で負けとなる仕様に変わりました。そのため、毎ターン1分かけて技選択しようのものなら、その時点で自滅するためTODはできなくなりました。放置された場合*2でも、対戦相手は自らの持ち時間を失うだけでメリットは何もありません。対戦相手が持ち時間10分を使い切った場合、下の画像のようになります。
6世代でオニゴーリに対する対策として行われていたTODが不可能になったことにより、オニゴーリはムラっけを積む機会が増えました。持ち時間制との関連ですが、基本的に3~4秒で即決して技を選択していれば、どんなに多くターンを消費しても持ち時間が7分を切ることはほとんどなかったと記憶しています。
フリドラ地震型の増加と高耐久みがまも持ちへの対抗
試合時間を気にせずムラっけを積めるようになったことにより、以下に挙げるような大きな変化がありました。
XY・ORASでは、オニゴーリはTODされやすく、ムラっけの試行回数を十分に稼げないこともあり、TOD対策の一環として絶対零度が多く採用されていたと記憶しています。
しかし、持ち時間制の導入に伴い、起点さえ作れば十分にムラっけの試行回数を稼げるようになったため、技範囲と安定性*3に優れるフリドラ地震両刀オニゴーリが台頭してきました。
ただし、この型を扱う場合、トレースポリゴン2やハッサムは別枠で対処する必要があります。
Ⅱ)高耐久みがまも持ちへの対抗
SMレートシーズン1では、数回残飯どくみがガルドとの対面がありました。そのようなケースにおいて、フリドラのPPが枯らされないことに注意しつつ、2秒以内に技を選択してムラっけの試行回数を稼ぎ、フリドラで身代わりを確定破壊*4できるまで粘れば地震がなくても勝てました。
高耐久身代わり持ちにTODされなくなったことも強化点の一つであると言えます。
バンク解禁後に現れる可能性があるヒードランの身代わりは壊すのに2発かかり*5、スイクンの場合は不用意にフリドラを押すとPPが削られるので注意が必要です。
親子愛ならびにスキン系統の弱体化
親子愛は親子合わせて1.25倍に弱体化され、スキン系統は1.2倍に弱体化しました。しかし、依然としてオニゴーリが素で受けられる火力ではないので対面には注意が必要です。
- A177メガガルーラの捨て身タックル:親が120〜142ダメージ、子が30〜36ダメージ(瀕死率10.74% )
- A194メガガルーラの捨て身タックル:親が132〜156ダメージ、子が33〜39ダメージ(瀕死率62.23%)
- A194メガガルーラの岩石封じ:親が90〜106ダメージ、子が22〜26ダメージ。オニゴーリのB実数値が100の場合、2段階上がっていても親の岩石封じで身代わりが確定破壊されます。
- A216メガボーマンダの捨て身タックル:175〜207ダメージ、乱数1発 (93.8%)
弱体化点
氷タイプへの絶対零度無効
オニゴーリのメインウェポンの一つと言ってもいい絶対零度ですが、サンムーンからは氷タイプには無効になる仕様になりました。もっとも、レートで見かける氷タイプといえば以下に挙げる程度なので、そこまで大きな弱体化ではないかもしれません。
シーズン中に見かけた対策枠
滅びの歌
この技を使用された場合、3ターン後に場にいるポケモンは問答無用で戦闘不能にされます。メガゲンガーにキャッチされた状態はもちろん、こちらがラス一ないしは頭数が少ない状態でこの技を使われると相当苦しい状況に追い込まれます。
選出画面でこれらのポケモンがいたら注意しましょう。
呪い+α
藁人形ミミッキュ。呪いを撃たれた場合、毎ターン強制的に44削られます(オニゴーリのHPは、残飯効率を重視して177が多い。)。SMレートシーズン1の上位構築によく入っている印象があります。
また、トリル展開をしてくることもあるため、鈍足ポケモンと組んでいる場合は要注意です。バンク解禁後は、トリルからのメガヘラクロス展開をしてくる可能性があるため、この2匹がいたら選出を避けた方がいいかもしれません。
連続技
身代わりを張ったオニゴーリを、身代わりを破壊しつつダメージを与え、突破を図ってくるポケモン達。
前述の通り、氷タイプに零度が効かなくなったこともあり、パルシェンが対策枠としてよく出てきました。交換際にフリドラを被弾したら何もできずに沈みますので、後出しのタイミングは使う側も使われる側も考える必要があります。
パルシェンのメインウェポンは連続技なので、オボンの実を所持した対策枠が開拓された模様です。
その他には、王道を征くメガガルーラ、一致ロクブラを撃てるドサイドン、ホネブーメランを搭載したガラガラ等も出てきました。ダメ計は下記の通りです。
聖なる剣・スマートホーン
今作から鋼タイプの必中物理技(威力は70)として、スマートホーンが追加されました。この技を使いこなす代表的なポケモンとして、カミツルギが挙げられます。
意地カミツルギ(実数値256)のスマートホーンで確定1発(204~240ダメージ)なので、このポケモンには注意が必要です。
また、ビーストブーストが発動していた場合、A1段階上昇リーフブレードでも確定1発なので発動されないようにしましょう。スカーフ持ちが多い印象がありました。
毒菱
滅びと並んでキツイ技。フィールドに撒かれた毒菱を踏むことで毒ないしは猛毒状態になります。定数ダメが蓄積する状況では、みがまもがし辛くなり、実質的に機能停止に追い込まれます。主な使い手として、ドヒドイデやウツロイドが挙げられます。
対策としては、ゲンガーが挙げられます。6世代以前は特性が「浮遊」だったため、毒菱を回収するためには一度メガシンカする必要がありました。しかし、今作では特性が「呪われボディ」に変わったため、接地している毒ポケモン扱いとなり、毒菱を回収できます。
Z技
サンムーンからの新要素Z技。攻撃技をベースにした場合、威力が底上げされると共に必中の一撃となります。すなわち、どんなに回避をあげていようと、Z技を撃たれた時点で被弾は免れません。
~Z技のベースとなる技~
- 命中安定のメインウェポン(10万ボルト、シャドークローなど)
- 命中不安・デメリットを抱えた高威力技(気合いパンチ、気合い玉、燃え尽きる、ハイドロポンプなど)
- 補助技(テクスチャー、呪いなど)
以下では、Z技を搭載したポケモンとの対面を見ていきます。
対カプ・コケコ
SMレートシーズン1終盤に、電気Zを持ったカプ・コケコが急増しました。このポケモンとオニゴーリが対面した場合を振り返っていきます。カプ・コケコ側はC147、オニゴーリ側はH177D111とします。
まず、エレキフィールド下で10万ボルトベースのスパーキングギガボルトを被弾した場合、オニゴーリは確定1発で落とされます*6。守るを使用した場合、防ぐことはできない代わりに威力が4分の1に減衰します。その結果、被ダメは49〜58ダメージまで落ちます。
この時点で残HPは128以下まで減らされます。その後残飯により11回復しますが、カプ・コケコのエレキフィールド10万は、102〜120ダメージとなので、大きく削られます。守るは使用済みの判定になっているので、ここで守るを選択する場合は2連守るを試行することになります。
Z技被弾時に1回、次の10万被弾時に1回、守って1回ムラっけの試行を稼げますが、守る読みで瞑想を積まれた場合はどうなるでしょうか?次のZ技に対して2連守るを試行しなくてはならず、成功したとしてもD上昇を引かなければ10万ボルトで落とされてしまいます。
このように、Z技を警戒して行動する場合、威力減衰のための守るを読まれるおそれがあります。また、大きく削られることにより、ムラっけの試行回数を減らされることもあります。
挑発との組み合わせ
Z技に対する対策として、身代わりを張って透かすというものがあります。Z技の中に身代わり貫通技や連続技はありません。身代わりさえ張っておけば、Z技を撃たれても身代わりを壊されるだけで済みます。
しかし、挑発を撃たれた場合、身代わりを張れなくなり、本体がZ技や弱点技を被弾するおそれがあります。例えば、Sに補正をかけた速いカプ・レヒレに挑発されて身代わりを3ターン使えなくなるとします。次の2ターンは攻撃技しか選択できません。
その後フリドラを撃つか零度を外した際に、レヒレ側からスーパーアクアトルネード(おそらくドロポンベース)を撃たれて落とされたことがありました。回避を上げていても落とされるため、挑発を撃たれたらZ技を警戒してもいいかもしれません。
このようにZ技と守るの関係を利用した対策があるため、オニゴーリを使う際はZ技を用いたパーティ単位での対策を警戒する必要があるといえます。
音技・特性「すり抜け」による身代わり貫通
SMレートシーズン1における、代表的な音技持ちと言えばアシレーヌ。C特化アシレーヌのうたかたのアリアは90〜106ダメージで確定2発(50.8%〜59.8%)。
また、アンコールや滅びの歌で展開を阻害してきたり、うたかたのアリアを警戒して身代わりを張ってないときに専用Z技わだつみのシンフォニアを撃ってくることもありました。
鈍足ゆえに一発零度が怖いところですが、それなりに有力な対策枠かと思われます。
その他
この他にも、回避を引かれない限りは高火力で身代わりを壊し続けられるポケモンなどが対策要員として出てきました。具体例としては、零度が効かない頑丈ジバコなどが挙げられます。
麻痺せず、零度も被弾せず、かつD6段階上がってもラスカノを身代わりが耐えることができないため、回避が上がらなかった場合、押し切られることがあります。
バンク解禁後
ポケモンバンク解禁後には、下記の見覚えのある(?)連中がオニゴーリの対策枠として出てきそうです。
メガヘラクロス
1点注意すべき点は、メガシンカしたターンからメガ後の素早さが反映されるようになったことです。そのため、たとえ最速ヘラクロス(メガ前150、メガ後139)であっても、メガシンカした時点でオニゴーリ(最速の場合はS実数値145)の上を取ることはできなくなります。
どちらの場合でも、Bが上がってない状態で被弾したら身代わりを貫通して落とされます。
ハイボニンフィア・メガサーナイト・ペラップ・ウルガモス
ハイパーボイス・爆音波・虫のさざめきなど、音技で身代わりを貫通して倒しに来るポケモン達。スキン系統の弱体化により、ニンフィアやサーナイトのスキンハイボの被ダメは減りました。もっとも、オニゴーリを出すのは安全とは言えませんが…。
- C178眼鏡ニンフィアのスキンハイボ:147〜174ダメージで確定2発(83%〜98.3%)
- C238メガサーナイトのスキンハイボ:130〜154ダメージで確定2発(73.4%〜87%)
- C205ウルガモスの虫のさざめき:94〜112ダメージで確定2発(53.1%〜63.2%)
- C144ペラップの爆音波:102〜121ダメージで確定2発(57.6%〜68.3%)。ペラップは特性「鋭い目」を持っているため、回避が上がっても無意味です。あとアンコールにも注意が必要です。
加速バシャーモ
バンク解禁後に流行りそうなポケモン筆頭候補。バシャーモナイトの解禁については不明ですが、炎Z・格闘Z持ちは大きな脅威になりそうです。
ステロ吠えるエアームド
エアームドにステルスロックを遺伝させる場合、プテラやアーケンなどに教え技として習得させる必要があります。しかしサンムーンに教え技はないため、バンクが未解禁の現時点では遺伝手段がないため、習得不可能です。
バンク解禁後に前述の遺伝要員(もしくは既に遺伝した個体)を連れてくることで、サンムーンでもステロを習得したエアームドを入手できます。
グロパンガルーラ
(零度回避を条件に)オニゴーリを起点にしてきそうな親子。こちらも増殖しそうです。
アイアンヘッドを搭載したメタグロス・ハッサム
カプ・テテフへの安定打点として、ORASの教え技アイアンヘッドを習得してくる可能性があります。
その結果、メタグロスは上からワンパン*7、ハッサムであれば下から身代わりを壊してバレパンで縛ってくる可能性があります。
キノガッサ
襷から珠、鉢巻まで様々な個体がいます。先制技であるマッハパンチ*8、連続技であるタネマシンガン*9、積み技の剣舞に注意です。
この他にもリザードンやドリュウズなど、オニゴーリの上を取ってる高速アタッカーであれば、状況次第ではありますが自然と対策になり得るのではないかと思います。
ゲッコウガ・デスカーン
毒菱を撒いてきそうなポケモン達。ゲッコウガに関しては、全能力を1段階上げるZハッピータイム型も出てきそうです。もっとも、こちらはプレシャスボールから出てくる上に遺伝技である毒菱は搭載できませんが。
終わりに
SMレートシーズン1での個人的な使用感を振り返ると同時に、バンク解禁後に出てきそうな対策ポケモンも挙げてみました。メガヘラクロスやウルガモスなどが特にキツそうです。
まだまだ抜けてる部分や、説明不足の点があるかもしれませんが、その際はご指摘いただけましたら大変嬉しく思います。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。質問・感想・ご意見等がございましたら、twitter @Onigohri_362 かコメント欄にてお願いします。
本記事に掲載させていただきましたポケモンの静止画はセレビィネット様から頂きました。
*1:臆病H172、D84、S252振り
*2:XY・ORASでは、ジバコイルとの対面でラスカノや10万で固定&放置&TODを仕掛けられることがよくありました
*3:ムラっけで命中率が下がった場合を除く
*4:H167D170のシールドフォルムギルガルドの身代わりに対して、オニゴーリのフリドラはC5段階上昇で確定1発。Dに補正がかかっていたり、厚く振られている場合はCを6段階上げないと確定破壊はできない。
*5:C6段階上昇のフリドラの場合
*6:195~231ダメージ(110.1%〜130.5%)。エレキフィールドがない場合は、130〜154ダメージ(73.4%〜87%)で確定2発。
*7:陽気A252振りメガメタグロスのアイアンヘッドが234〜276ダメージ(132.2%〜155.9%)で確定1発。
*8:A200テクニガッサの場合は134〜162ダメージで確定2発(75.7%〜91.5%)。
*9:A200テクニガッサの場合は1発あたり42〜51ダメージ(23.7%〜28.8%)。
オニゴーリと学ぶ7世代のオシャボ厳選
はじめに
新年明けましておめでとうございます!オシャボ厳選は楽しんでますか?今回の記事では、7世代のオシャボ厳選について扱っていきます。
7世代のオシャボ厳選の特徴として、下記の点が挙げられます。
- 既存のボールエフェクトの変更
- ガンテツボールに固有のボールエフェクト追加
- ボール遺伝の仕様変更
サンムーンにおけるボールエフェクト
現時点でポケモンバンクはまだサンムーンに対応していません。そのため、現時点で確認できるオシャボエフェクトは、市販のボール13種類とガンテツボール7種類、ウルトラボール、遺伝不可能なマスターボール・プレシャスボールの23種類です。
サファリボールやコンペボール、ドリームボールのエフェクトはバンク対応後に確認できることになります。
以下、順次ボールエフェクトを紹介していきます。
市販のボール
モンスターボール・スーパーボール・ハイパーボール・プレミアボール
下の画像は、ボールを投げてオニゴーリが繰り出されるまでの過程を示したものです。まずは、どのポケモンセンターでも購入できる4種類のボールから紹介していきます。
モンスターボール、スーパーボール、ハイパーボールは、水色を基調としたボールエフェクトが出ます*1。エフェクト自体は、6世代の頃*2よりも派手になりました。
プレミアボールのボールエフェクトは、6世代のピンクから黄色に変更となりました。電気タイプのポケモンによく似合いそうです。
ヒールボール・ネストボール・ゴージャスボール
ヒールボール・ネストボール・ゴージャスボールは、2番道路(メレメレ島)あるポケモンセンターで購入できます。
ヒールボールのエフェクトはピンクを基調としています。また、ネストボールのエフェクトは迷彩服に見られるような薄緑色が特徴的です。
ゴージャスボールのエフェクトは、ピンクと緑を基調としていた6世代とは異なり、金色の閃光が弾ける高級感溢れるものになりました!
リピートボール・タイマーボール・ネットボール
リピートボール・タイマーボール・ネットボールは、オハナタウン(アーカラ島)のポケモンセンターで購入できます。
リピートボールのエフェクトは、オレンジ・黄色を基調としたものとなってます。また、リサイクルマークに似た矢印も飛び出すようになりました。カプ・コケコ辺りに似合いそうです。
タイマーボールのエフェクトは赤を基調とするものですが、更に黒い時計も加わって時計らしくなってます。
ネットボールのエフェクトは、網がクモの巣のように広がり、同時に水の球体が弾けるものとなってます。
クイックボール・ダークボール・ダイブボール
クイックボール・ダークボール・ダイブボールは、8番道路(アーカラ島)のポケモンセンターで購入できます。
クイックボールのエフェクトは水色を基調としつつ、白いリングが混じってます。
ダークボールのエフェクトは、闇色の渦が渦巻くものとなっています。
ダイブボールのエフェクトは、海で暮らすポケモンを意識してか、水滴が飛び散るようになってます。
市販してないボール
サンムーンでは、ウラウラ島でガンテツボールを拾ったり、貰うことができます。各ガンテツボールの入手場所と方法は次の通りです。
- ムーンボール:ホラクニ岳のポケモンセンターの裏側で、ナリヤ・オーキドに話しかける。
- ラブラブボール:リージョンフォルムのペルシアンを図鑑登録した上で、マリエ図書館の奥にいるナリヤ・オーキドに話しかける。
- ルアーボール:ホテリ山にある地熱発電所で、ナリヤ・オーキドに話しかける。
- フレンドボール:ウラウラ島のマリエシティ北側、外れの岬にいるナリヤ・オーキドに話しかける。
- スピードボール、ヘビーボール、レベルボール:ホラクニ岳を下る途中で拾うことができます。
また、今作からウルトラビースト(以下UBと表記)捕獲に特化*3したウルトラボールが新たに追加されました。以下、順次エフェクトを紹介していきます。
ムーンボール・ラブラブボール・ルアーボール
XY・ORASでは、ガンテツボールのエフェクトは全て同じでしたが、今作からは各ボールに固有のボールエフェクトが付くようになりました!
ムーンボールのエフェクトは、名前の通り三日月が弾けます。ずっと待ち望んだ月のエフェクト!
ラブラブボールのエフェクトは、ハートが弾けます。イーブイ系統やキュウコンが入ってるイメージがあります。
ルアーボールのエフェクトは、全体的に水色を基調としていて目立ちにくいのですが、白い結晶が弾けています。釣りで手に入るポケモンだけでなく、氷タイプにも似合いそうです。
スピードボール・ヘビーボール・フレンドボール
スピードボールのエフェクトは、こちらも水色を基調としているため区別が付きにくいのですが、スピード感を表す集中線が特徴的ということができます。
ヘビーボールのエフェクトは、青・灰色を基調として、正六角形が弾ける個性的なものとなっています。重たいポケモンに似合いそうです。
フレンドボールのエフェクトは、ネストボールとは異なり、ライムグリーンに近い明るい緑色が基調となっています。
レベルボール・ウルトラボール
レベルボールのエフェクトは、水色を基調としながらも、黄色のラインやピンク・黄緑色の弾が弾けるものとなっています。
ウルトラボールのエフェクトは、ウルトラホールからビーストが登場するかのような強烈な閃光と雷です。また、ヘビーボールに似た六角形も飛び出します。オニゴーリはレート界のウルトラビーストなので、このボールがよく似合ってます。
特別なボール(ボール遺伝不可能)
マスターボール・プレシャスボール
マスターボールのエフェクトは、ハイパーボールのエフェクトが派手になってものです。
プレシャスボールのエフェクトは、朱色・ピンク色ベースのものとなっています(前作ほどの派手さはありません)。
ストーリー(主に悪の組織のアジト)やIDくじ、フェスサークルのビッグドリームで入手できるマスターボールや、公式配信のプレシャスボールは特別なボールであるため、ボール遺伝は不可能です。
サンムーンでの変更点
6世代(XY・ORAS)におけるボール遺伝の仕様と明らかに異なるのは、次の2点です。
以下、具体例を挙げながら解説していきます。
メタモンと一緒に預けた場合
6世代とは異なり、♀だけでなく♂や性別不明のポケモンからもボール遺伝できるようになりました。次の図をご覧ください。
上の図では、オニゴーリ♂×メタモンの組み合わせでオニゴーリのボールが遺伝し、性別不明のスターミー×メタモンの組み合わせでスターミーのボールが遺伝しています。
6世代では、♂個体 or 性別不明のポケモンとメタモンを組み合わせた場合、ボール遺伝は行われず、生まれてくる個体はモンスターボールに入っていました。
そのため、孵化厳選の際は♀個体がくるまで孵化親を粘らなくてはならなかったり、オシャボ孵化厳選できない個体もいました。
今作における仕様変更により、オシャボ厳選が楽になったといえます。また、モンスターボール個体が欲しい場合は個別に捕獲する必要があります*4。
同じ種類のポケモンを預けた場合
上の図では、ダイブボールに入った夢特性のオニゴーリとフレンドボールに入った通常特性のオニゴーリ♂を育て屋に預けた場合を表しています。同じ種類のポケモンとは、同一の種族同士のことです(今回の例ではオニゴーリ同士)。
このような組み合わせで育て屋に預けた場合、前作までは♀のボールのみが遺伝していましたが、今作ではどちらかのボールが遺伝します。
※預ける個体の種族が異なる場合は、前作同様♀のボールのみが遺伝します。また、夢特性個体を厳選する際に♂個体と♀個体を預ける場合、少なくとも♀個体は夢特性でなくてはなりません。
新たなオシャボ厳選の可能性
ボール遺伝の仕様変更により、これまで実現できなかったガンテツボール入りの夢特性個体を調達できるようになります。一例として、厚い脂肪ヘビボマンムーが挙げられます。次の図をご覧ください。
ユキワラシであれば、ムラっけ個体が現れるまで仲間を呼ばせてからガンテツボールで捕獲できます。
しかし、島スキャンで出てくるウリムーは夢特性が存在しません*5。そのため、現時点でガンテツ夢個体を確保することはできませんが、ポケモンバンク解禁後に夢特性♂個体と一緒に育て屋に預ければ厚い脂肪ヘビボマンムーを調達可能です。
ただし、サンムーンで厳選する以上、ORASの教え技である叩き落とすとの両立は不可能なことに注意が必要です。
※USUMで教え技が実装されたことにより、上記の厚い脂肪ヘビボマンムーと叩き落とすが両立できるようになりました。
終わりに
7世代のオシャボ厳選についてイメージは掴めましたでしょうか?
ポケモンバンクが使用可能になれば、前述の厚い脂肪ヘビボマンムーやサファボ鮫肌ガブなど、オシャボ厳選の可能性はさらに広がると思います。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。
質問・感想・意見等がありましたら、twitter @Onigohri_362 までお願いします。
*1:ハイパーボールは、飛び出す瞬間のエフェクトが若干派手
*2:ORAS・XYにおけるボールエフェクトはこちらの記事をご覧ください。
③-Ⓐ XY・ORASで購入可能なボール - オシャボ厳選推進委員会
③-Ⓑ XY・ORASで購入可能なボール - オシャボ厳選推進委員会
④ XY・ORASで購入不可能なボール - オシャボ厳選推進委員会
*3:一般ポケも捕獲可能だが、捕獲率は下がる。
*4:6世代における♀しかいないガルーラみたいなもの
6世代の相棒
はじめに
6世代(XY・ORAS)で相棒枠と呼べるポケモンはいましたか?私の場合はオニゴーリです。
サンムーン発売まで2週間を切りましたが、それまでに6世代で厳選可能な全てのボールで厳選したり、記念リボンを付ける作業を終えることができました。
以下、順次紹介していきます。
オシャボ厳選
画像をご覧になればお分かりいただけるかと思いますが、オニゴーリは浮いていて*1かつ大きめにグラフィックが描かれているのでオシャボエフェクトが派手に出ます。
オニゴーリのオシャボ厳選可能なボールは次の通りです。
エフェクトは、次のようになります。並びは、上の画像と同じです。
個人的には、ダークボール・ネットボール・ドリームボール辺りがお気に入りです。
サンムーンでは、ガンテツボールの存在が示唆され、ウルトラビースト捕獲に使える*2ウルトラボールもあります。これらのボールに入れるのも楽しみです!
記念リボン
※画像は右下部分を加工してあります。
公式のレーティングバトルがシーズン17で終わったので、それ以降は幻のシーズン18やリボン集めを行っていました。以下、順次紹介していきます。
チャンピオンリボン
ホウエンチャンプリボン
ORASでチャンピオンのダイゴに勝利するともらえます。
カロスチャンプリボン
XYでチャンピオンのカルネに勝利することでもらえます。XYでもORASでもボールを記録台にセットすると、ボールの種類が反映されているのがよかったです。
コンテストスターリボン
ポケモンコンテストライブには、かっこよさ部門・うつくしさ部門・かわいさ部門・かしこさ部門・たくましさ部門があります。各部門で優勝すると、対応するリボンがもらえ、全部門で優勝するとコンテストスターリボンがもらえます。
コンテストスターリボンをつけたポケモンを繰り出すと、リボンエフェクトが出るようになります。このエフェクトはレートなどのランダム対戦でも見ることが出来ます。
以下では、ポケモンコンテストライブにおけるオニゴーリの雄姿(?)を紹介していきます。氷タイプのライブアピールの概要については、こちらの動画の1分13秒辺りをご覧ください。
かっこよさ部門
かっこいいオニゴーリ
ライブアピールでは、赤い閃光が弾けます!
うつくしさ部門
美しいオニゴーリ
ライブアピール時には、水玉が弾けます!
かわいさ部門
かわいいオニゴーリ
ライブアピール時は、ハートが弾けます!
かしこさ部門
かしこいオニゴーリ(電気回路みたいな空間から登場!)
数式が弾けます(T_T)。
たくましさ部門
たくましいオニゴーリ
ライブアピールは、他の4部門とは異なり弾けるものはなく、演出自体が派手になります。
オニゴーリの意外な一面は見つかりましたか?
なかよしリボン
ポケパルレで仲良し度をMAX(ハート5個の状態)にした上で、キンセツヒルズ2F(北側)の女性にはなしかけるともらえます。
以下では、仲良し度をMAXにするまでの過程を紹介していきます。
不用意に触れると凍結!
オニゴーリは、顔面の大部分が氷に覆われているため、撫でられる箇所がかなり限られてきます。
おそらくこの仕様はポケリフレでも変わらないと思いますが、粘り強く撫でましょう!
ミニゲーム
仲良し度が最大になると…?
仲良し度が最大になると、前述のリボンはもちろんですがその前にインテリグッズが手に入ります。
修行リボン
スパトレを全30種目でリボンを取得することにより、ムロタウンのカラテ王からもらえます。
グレートバトルリボン、マスターバトルリボン
バトルハウスを勝ち抜き、シャトレーヌに勝つことでもらえます。
全試合にオニゴーリを入れる必要はなく、シャトレーヌ戦のときだけ入れて勝てばもらえます。
曜日リボン
曜日リボンは、キンセツシティ内部のキンセツヒルズ2F(北側)の女性からもらえます。この女性は、何やらカイナシティに思いを馳せているようで…?
月曜日:しゃっきリボン
火曜日:どっきリボン
水曜日:しょんぼリボン
木曜日:うっかリボン
金曜日:すっきリボン
土曜日:ぐっすリボン
日曜日:にっこリボン
結論から言いますと…この女性は何としてでも自転車に乗れるようになりましょう!!あるいは空を飛ぶを使えるようになるか。
高級リボン
キンセツシティで買える高級リボン。上から順に1万円、10万円、99万円です。
3つ目がどう考えてもぼったくりですが、オニゴーリのためなら仕方ない。
あしあとリボン
出会ったときのレベル(孵化個体なので1)より30以上成長したオニゴーリを、バトルリゾートの足跡オタクに見せるともらえました。
終わりに
リボン集めをしている過程で、オニゴーリの意外な一面をたくさん見つけることができました。あと1時間後に始めるサンムーンでもオニゴーリを相棒枠で使っていきたいと思います。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。
質問・感想・意見等がございましたら、twitter @Onigohri_362 までお願いします。
今週観た映画
はじめに
皆さんはどれくらいの頻度で映画を観に行かれますか?
私は年に1~2回程度、『名探偵コナン』や『ポケットモンスター』シリーズを観に行く程度です。これまでは映画を観に行くことはさほど多くはなかったのですが、先週は一気に三本観てきました。
以下、最近観た作品から順次紹介していきます。いずれもまだ公開中なので、まだ観てない方は是非観に行くことをオススメします!
『きんいろモザイク Pretty Days』
昨日公開された、日常学園モノアニメ『きんいろモザイク*1』の劇場版です。これまでアニメは1期・2期が放映されましたが、その中で描かれてない時期が丁寧に描写されています。
スクリーンに映る時間は、キャラクターによってかなり差がありますが、どのキャラも見せ場では輝いていますので一瞬たりとも目が離せない内容になっています。
新宿バルト9とキネパスについて
昨日公開されたこの作品を、私はフォロワー3名と共に新宿バルト9で観賞してきました。私は事前にこの作品のチケットを4人分確保する役目を担いましたが、チケット確保までの一連の流れを説明したいと思います。
オンライン予約の下準備~作品の確認~
まず、新宿バルト9では、2日後までに上映される映画のチケットを予約できます*2。
次に、オンライン予約が可能な日程から、観たい作品を探し、上映時間帯を確認します。
こちらは、明後日(11月15日(火))新宿バルト9で上映されるきんモザ映画のスケジュールです。よかったら観に行ってみませんか?
オンライン予約…前に会員登録
観たい作品と上映日程を決めたら、次にオンライン予約になります。
ちょうど画面の右にこのような表示があると思いますが、上の「オンラインチケット予約」を選択してください。そして、購入手続きに入る前に会員登録しておくことをオススメします。画面左上のログイン/会員登録のバナーからできます。
会員登録自体は、メールアドレスとパスワードを入力するだけなので、すぐに済みます。また、最初は面倒かもしれませんが一度登録しておくだけでKINEZOシステムが扱っている映画館のオンライン予約ができますので、一度登録しておくことをオススメします。
オンライン予約
説明が長くなってしまいましたが、会員登録を済ませてしまえば、あとはチケット予約&QR発券のバナーからオンライン予約ができます。
座席指定(一度に5席まで指定可)をして、最終的に提示されたチケットの予約番号もしくはQRコードを劇場内の券売機にかざせば発券できます。
キネパスについて
ここまでは、主にPCから予約する場合の手順を説明しました。スマートフォンからの場合は、会員登録後に専用アプリ「キネパス」をダウンロードすると購入手続きがより簡単になります。
…めんどくさい?これで新宿バルト9のオンライン予約が簡単になると思えば、多少はね?
『映画魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン!』
人生で初めて観賞した、プリキュア映画。社会人女児への大きな(?)一歩です。
社会人のおっさん(オタク)が見に行って大丈夫なものかとかなり迷いましたが、社会人女児のフォロワーさんに勧められて観に行きました。
プリキュアシリーズは基本的に2~3月頃から1年間放送されていて、放送開始から半年くらいで劇場版が公開され、放送終了近くになるとオールスター*3映画が公開されるという流れになっています。今回の作品は、この2月から放送されている『魔法使いプリキュア!*4』の劇場版となります。
作中では、プリキュアに変身する女の子3人(1人はマグル出身、1人は魔法界出身、1人は妖精)+変身のサポートをするぬいぐるみ:モフルンが登場します。
今回の映画では、なんと…このモフルンがプリキュアになりますので、是非そのモフモフした勇姿を観て下さい!大人でも感動できます(^.^)。戦闘シーンはもちろん、奇跡の返信に至るまでの過程にも注目するといいですよ。
『君の名は。』
8月26日から公開されているロングラン作品『君の名は。』
数々の記録を塗り替え、名誉ある賞を多数受賞しているという前評判は聞いていましたが、評判通りの出来栄えでした。
特に、男女が入れ替わるという世にも奇妙な現象に戸惑いつつも適応(?)し、徐々に惹かれあっていく一連の流れは秀逸でした。また、畳の編み込みや豊かな大自然、ビルが立ち並ぶ都市部を本物の写真の如く子細に描写している作画も素晴らしかったです。
作品全体としては、超常現象と日常生活を扱いつつも、どちらか一方がもう片方を侵食しすぎることなくストーリーの整合性を保っている点で他の作品と大きく一線を画しているように感じました。
まだまだ上映中なので、まだ観てない方は一度観に行くことをオススメします。
終わりに
今週観た映画の雑感は以上となります。
今後観たい映画としては、2017年春に上映されるプリパラ、プリキュアドリームスターズ、「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」などが挙げられます。もちろんコナンやポケモン映画は今後も観ます。
大変長くなりましたが、ここまでお読みいただきどうもありがとうございました。
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幻のシーズン18使用構築 最高最終2008 【氷塊顔面と3メガの囲い】
はじめに
幻のシーズン18*1お疲れ様でした。TNはっとりユウで潜っていました。マッチングした方は対戦ありがとうございました。
初めて1シーズンで200試合以上こなして、最高最終レート2008という結果になりましたので、構築記事を書かせていただきます。
使用構築はこちらになります。メタモン以外は全員メガシンカ可能なポケモンで、実際にガルーラ・ヤミラミ・ライボルトがメガシンカします。
以下、個別→全体の順で解説していきます。
個別解説
オニゴーリ
性格:臆病、特性:ムラっけ、持ち物:残飯
個体値:31-0-31-31-31-31
努力値:H172、B180、S156
実数値:177-63-123-100-111-132
技構成:守る、身代わり、絶対零度、フリーズドライ
パーティの軸であり、絶対的なエース。基本的に選出していました。主に後述のライボルトの電磁波で麻痺したポケモンや威嚇で攻撃が下がったポケモンを起点にムラっけを積んでいきます。
技構成は、ムラっけの試行回数を稼ぐための守ると身代わり、耐久ポケモンや不利対面、TODされている状況を強引に突破するための絶対零度、スイクンや水ロトムへの打点となり、命中安定かつ凍結の勝ち筋も狙えるフリーズドライです。
配分は、こちらの記事を参考にさせて頂きました。
http://moodyrainy.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
この配分のオニゴーリを使った場合、素早さが1段階上昇しただけではメガゲンガーを抜けず、素の状態でもドランやヘラに抜かれていることがあります。
しかし、物理耐久に厚くしたおかげで陽気メガガルーラの捨て身を耐えたり*2、意地ガブリアスの逆鱗を耐えて身代わりを残したりできる*3など、ガルガブに対して強気に選出することができました。
メガヤミラミ
性格:図太い、特性:悪戯心→マジックミラー、持ち物:ヤミラミナイト
個体値:31-x-31-31-31-31
努力値:H252、B108、D148
実数値*4:157-x-174-105-154-40
技構成:鬼火、瞑想、バークアウト、自己再生
バークアウトのモーションが可愛いメガヤミラミ。こちらの記事を参考にさせていただきました。
このパーティでの主な役割は次の4点です。
- ステルスロックを撒かれるのを阻止し、オニゴーリやメタモンが削られないようにすること。特に、メタモンの襷が温存されることで、積みアタッカーをパクった際のミラーが安定します。
- レパガッサメタモンやクレッフィの選出を抑制すること
- このポケモンで詰むパーティにイージーウィンすること
- パーティ全体できついギルガルドへの対抗馬
このポケモンを入れる前はステロ展開にいいようにやられていたため、メタモンやオニゴーリを温存することに大きく貢献してくれました。しかし、炎・フェアリーをおそれてガルド入りに対しても選出を避けてしまうことことが多かったので、ガルド入りに選出した際のシミュレーションが足らなかったと痛感しました。
ゲンガー
性格:臆病、特性:浮遊、持ち物:命の珠
個体値:31-0-31-31-31-31
努力値:C252、S252、B4
実数値:135-63-81-182-95-178
技構成:シャドーボール、ヘドロ爆弾、気合い玉、道連れ(身代わり)
メガ枠偽装(?)珠ゲンガー。技構成は、ゴーストタイプに撃つシャドーボール、ニンフィアやサーナイトなど音技持ちフェアリーを処理するためのヘドロ爆弾、ガルーラやバンギラスなどを粉砕する気合玉、1:1交換をするための道連れとなっています。
持ち物を命の珠にした理由は、音技持ちフェアリーやガルーラを落とすに足りる火力を得るためです。とにかく低耐久なので、ノーマル技・フェアリー技以外に後出しはできず、また行動回数も制限されます。
主な役割は、次の4点です。
メガライボルト
性格:臆病、特性:避雷針→威嚇、持ち物:ライボルトナイト
個体値:31-x-30-31-31-31 ※めざ氷個体です。
努力値:C252、S252、D4(ダウンロード対策 B<D)
実数値*5:145-x-100-187-101-205
技構成:10万ボルト、電磁波、めざめるパワー、火炎放射
まさかの電磁波メガライボルト。
メガライボルトと言えば、威嚇を撒いて裏のゴツメ枠が受けやすくしたり、サイクル構築におけるフィニッシャーという印象が強いです。
しかし、この構築はサイクル構築ではないため、ボルトチェンジの代わりにオニゴーリをサポートするための電磁波を入れました。オニゴーリだけでなく、ガルーラやゲンガーミラーのサポートにも役立ったので、結果的には間違ってなかったと思います。
主な役割は、次の3点です。
- 麻痺を撒いて後続をサポート
- パーティ唯一の炎技持ちとしてナットハッサムの処理
- ガブの型判別。
特に、ガブリアスに関しては前述の耐久調整により、毒々 or 吠える持ちか鉢巻持ちでない限りオニゴーリが身代わりを残して起点にできるので、ライボルトより早く動くかどうかで型が判別できたのは大きかったです。
メガガルーラ
性格:陽気、特性:肝っ玉→親子愛、持ち物:ガルーラナイト
個体値:31-31-31-x-31-31
努力値:H4、A236、B4、D12、S252(ダウンロード対策 B<D)
実数値*6:181-175-121-x-122-167
技構成:猫騙し、捨て身タックル、冷凍パンチ、けたぐり
レート上位名物のメガガルーラ。耐久ポケモンはオニゴーリに任せることにしているため、対面重視の技構成にしました。王道を征く猫捨て身は確定、残りの2枠は地面や竜への打点になり凍結も狙える冷凍パンチ、ミラーにより強く出ることができ、岩タイプや鋼タイプ、オニゴーリへの打点にもなるけたぐりを採用しました。
主な役割としては、次の4点です。
オニゴーリを警戒してクレセやポリ2が出てこなくて暴れまわったこともあるので、その点においてもオニゴーリとの相性はいいと感じました。
メタモン
性格:慎重、特性:変わり者、持ち物:気合いの襷
個体値:31-x-x-x-x-x ※めざ氷個体です。
努力値:H252、B4、D252
実数値:155-60-69-x-110-57(ダウンロード対策 B<D)
オニゴーリがきつい相手をパクって全抜きしたり、倒すポケモン。他にも初手に出して型を覗き見る運用方法もあると聞いていますが、ほぼ後発で出してコピーすることに終始していました。
メタモンのめざパは岩が多いらしいですが、悪巧みボルトロスをコピーした際にガブで止まらないようめざ氷個体を採用しました。ウルガモスに関しては、後出し時に瞑想を既に積んでる or バークアウトを当てることができれば後はバークアウトを撃っているだけで攻撃に移れなくなるケースが多かったのでめざパ岩の必要性は感じませんでした。
※メタモンの厳選についてですが、HPの個体値31だけ粘って、あとはめざ氷 or 岩であればいいと思います。DL対策については性格補正または努力値振りで実現しましょう。
全体解説
選出パターン
メガ枠が3体もいるため、2メガ選出となることも多くありました。主な選出パターンは以下のようになります。
ガルーラ+ライボルト+オニゴーリ
基本選出。大抵はガルーラをメガシンカさせますが、メガ前ガルーラでゲンガーと1:1交換してライボルトをメガシンカさせることもあります。
どちらの場合でも、ガルーラで暴れ、ライボルトで電磁波(場合によっては威嚇も)を撒いて退場し、オニゴーリを降臨させる流れが基本です。
ヤミラミ+メタモン+オニゴーリ
通称「ヤミメタゴーリ」。メガヤミラミで詰むパーティや、受けル、メタモンでコピーしたポケモンが刺さる構築、ステロ展開構築、バンドリマンダ構築に選出します。
メガヤミラミでステロや毒菱を防ぎつつ、鬼火を撒いたり瞑想を積んで要塞化していきます。メガヤミラミを突破するために炎タイプや積み技・一撃技をもったポケモンが出てきます。
炎タイプや強力な積みアタッカーが出てきた場合は、次のように対処していました。
ガルーラ+ゲンガー+メタモン
かなり変則的な選出。相手のパーティにサーナイトがいたときは、ほぼこの選出でした。サーナイトにライボの避雷針やヤミラミの悪戯心をトレースされると火力が上がったり、先制で身代わりを張られたり鬼火を撃たれるため、先発に出せるのはガルーラかゲンガーとなります。
ガルーラの技構成はミラーに強めになっていますが、この選出をした際はゲンガーに引くようにしていました。
また、バシャーモ入りに対しては、ガルゲンのどちらかを切ってメタモンでパクって荒らして最後に残った方で締める立ち回りをしていました。
他にも選出パターンはたくさんありましたが、紹介は以上とさせていただきます。気になる方は質問して頂けるとありがたいです。
パーティ雑感
並びをご覧いただければお分かりかと思いますが、炎やドラゴンが完全に一貫しています。また、フェアリーや鋼タイプも刺さっているため、ほぼ確実に出てきます。
オニゴーリをB方面に厚く振っていたため、ガブリアスやファイアローの等倍技は起点にすることができましたが、バシャーモやウルガモス、ハッサム、ギルガルド入りへの回答に悩まされました。
基本的にはメタモンを選出していましたが、コピーするタイミングや型を読み違えた場合(バシャが特殊だったり、ガルドが残飯身代わり持ちなど)に負けに直結することが多かったので、どのような構築にどのような型が多いかといった構築情報不足も目立ちました。
オニゴーリをほぼ毎試合選出する構築だったので、不利対面を零度やムラっけによる能力上昇で突破するオニゴーリの勇姿を何度も見ることができました(それが出来なかった場合は普通に負け)。この点においては、使っていて非常に楽しい構築でした。
終わりに
今シーズンはレート2000台に到達することができましたが、プレイヤースキル(構築、選出、立ち回りなど)が欠けていることが浮き彫りにもなりました。
~今後さらに上のステージで勝負をするために~
- 流行っている構築・ポケモンの情報収集を踏まえた構築を組む
- 対戦相手の視点から見て何が選出されやすいか、対戦相手の選出に対してどのように勝ちに行くか(試合の流れをシミュレーションしておく)を考える
- 状況に応じた最適の行動をとる(攻撃技を選ぶのが安定の際に、余計な守るを挟まないなど)
他にも意識すべき点はたくさんあると思いますが、今後さらに上のレートを目指すにあたっては少なくとも上記の点を意識する必要があると感じました。
ここまでお読みいただきどうもありがとうございました。
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オーバーヒートは射精たり得るか
はじめに
昨日は、とある話題でフォロワー数名と白熱した(?)議論を展開した。すなわち、「反動技と射精」についてである。
ファッ!?と思う方も多いかもしれないだろうが、次のツイートをご覧いただきたい。
流星群やオバヒって射精に似てる。2発目以降は威力が格段に落ちるから。
— Dai@オシャボ厳選勢 (@Onigohri_362) September 6, 2016
「流星群・オーバーヒート=射精説」を唱えるこのツイートがフォロワー数名によって拡散され、その後彼らと共にTLで議論をした次第である。
深夜に突然TLを荒らされて困惑された方も多いかもしれないので、本記事では今一度論点の整理を試みる次第である。
きたねえ pic.twitter.com/wXTiZH5qGi
— 10/2(日)にエグゼオフやります (@Muramasa_Blade_) September 6, 2016
オーバーヒート・流星群・リーフストーム
概要
射精との関係はさておき、オーバーヒート・流星群・リーフストームの概要は以下の通りである。
- 説明文:フルパワーで相手を攻撃する。使うと反動で自分の特攻ががくっと下がる。
- 威力:130、命中率:90%
- 特殊攻撃
論点と関連するツイート
冒頭でも述べたが、射精とオーバーヒートの共通点は「2発目以降の威力が格段に下がる点」である。
しかし、これだけで「流星群・オーバーヒート=射精説」を声高に主張することはできない。そこで、TLでフォロワー数名と議論を重ねた次第である。
そもそも射精は特殊攻撃か
強烈な炎を撃ちだすオーバーヒートが特殊攻撃であることは、ポケモン勢の方であれば周知の事実である。では、射精はどうか?
この点に関して以下のツイートが参考になる。
そもそも射精は特殊攻撃に含めていいのだろうか
— なるす (@zaporte_pro) September 6, 2016
液体を放出する技(ハイドロポンプ等)が特殊技だから特殊かと
— やっし→ (@toLO668) September 6, 2016
これらのツイートから、精液という液体を放出する射精は、程度の差こそあれ特殊攻撃に含めていいと考えられる。
命中率90%について
オバヒは射精説、10%で狙い通りに当たらないことにも一致してじわる
— なるす (@zaporte_pro) September 6, 2016
命中率90%と聞いて、当たる技と捉えるか外れる技と捉えるかは人によって異なる。しかし、「普通は当たるが外れることもある」という認識で大方の同意は得られると思われる。
次に、射精との関連についてであるが、射精の命中率が100%でないことは少なくとも思春期を迎えた or 経験した男性の皆様であればご存じであろう(中には命中率100%の射精をする豪傑がいるかもしれない)。大抵は思い通りに発射できるが、予想外に外れてたまげることはある。
したがって、普通は当たるが外れることもあるという点において、オーバーヒートと射精は共通している。
アイテム強化について
オーバーヒートや流星群、リーフストームはポケモンの技である故、アイテムによる強化が可能である(メガシンカ個体を除く)。
そこで、以下のような疑問が提起された。
この疑問に関しては、こだわりメガネの装着効果に着目することで解決の糸口が見えるのではなかろうか。眼鏡をかけたら威力があがるということを証明できれば、オバヒ流星は射精説がより確かなものになるのに
— なるす (@zaporte_pro) 2016年9月6日
こだわりメガネの説明文:ポケモンに持たせると、はじめに選択した技しか使用できなくなるが、特攻が1.5倍になる
はじめに選択した技しか使用できなくなるということは、一つの技に精魂を注ぎ込んで、パワーアップした全力の一発を撃ちだすということであると言ってもよい。
要するに拘り眼鏡というアイテムは、ポケモンが一つの特殊技を全力で撃ちだせるよう、照準を絞り、集中力を高める効果があると言える。その代償として、このアイテムを装備したポケモンは一つの技に集中しなければならないと考えられる。
射精の場合、何らかの眼鏡を装着したところで、それで威力が増すとは考えにくい。
しかし、ポケモンが拘り眼鏡を装着することで得られた集中状態を意識的に再現できれば結果的に射精の威力を増大させることができる。
結論としては、男性の射精は、ポケモンの反動技のようにアイテム強化はできなくとも、強化アイテムを使った状態を意識的に再現できれば実質的に強化されうるため、反動技=射精説はさらに現実味を帯びてきたものといえる。
2発目以降の威力が下がる(=Cダウンする)ことについて
アイテムや交代により、能力下降をリセット
ゲームでもアニメでも、オーバーヒートは連発する度に特攻が下がり、威力が減衰する仕様となっている。しかし、この威力減衰は手持ちに戻したり、アイテム「白いハーブ:能力ダウンを元に戻す効果」を使うことによってリセットすることができる。
射精に関しては、本来このような特徴はないはずである。しかし、この点に関して以下のような説明があった。
控えで精力剤補給しまくるリザードン想像したら笑っちまった
— みずあめぽけ (@mzampk) September 6, 2016
白いハーブってあれじゃね
— やっし→ (@toLO668) September 6, 2016
オナニーの快感がめっちゃ増える覚醒剤の一種のことでは
精力剤か
— やっし→ (@toLO668) 2016年9月6日
彼らのド変態な発想はさておき、要は一発射精した後でも、しばらく引っ込むかハーブで精力を回復すれば再びフルパワーの一発を撃てるということである。
天邪鬼
オーバーヒートや流星群、リーフストームといった大技は、使用後に火力が減衰する。
この常識を根本から覆す特性がある。すなわち「あまのじゃく」である。この特性の効果は「能力の変化が逆転する」であり、前述の大技を撃つごとに能力がさらに上がっていくことになる。ヤりますねぇ!
特性「天邪鬼」との関連においては、さすがに射精に似たような性質を見出すのは困難との結論に至った。
天邪鬼は体の構造が違うと見ればいいよ。アレは突然変異みたいなものだから。
— Dai@オシャボ厳選勢 (@Onigohri_362) 2016年9月6日
しかし、ここまで反動技と射精の関係について考察を重ねてきたフォロワーさんは一味違った。
あまのじゃくジャローダはあれだよ、母乳が出たらどんどん止まらなくなる淫乱人妻だよ
— みずあめぽけ (@mzampk) September 6, 2016
終わりに
ここまで読んでいただいた変態がどの程度いらっしゃるかは定かではない。
しかし、結論としては「オーバーヒート=射精説」は一定の説得力をもって示せたと言えるのではないだろうか。
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。質問・感想・意見等は、twitter @Onigohri_362までお願いします。
最後に一点だけ述べさせていただきたいと思います。オーバーヒートなどの反動技=射精と言えるのであれば・・・
「一発撃ったらしばらく動けなくなる究極技は究極の射精である」